1月8日は成人の日、ですね。
実は私、実際に自分が20歳の頃にこの成人の日に出席出来ませんでした。
広島から関東の大学に進学して、その為だけに帰省することが出来ず・・・もっと言えば、ほとんど興味がありませんでした。
ある日を境に、未成年が成人になる。
そんなのナンセンスだし、大人かどうかを決めるのは、アナタ自身とその周りの人の評価ですから。
昔からジュニア、学生、社会人やプロ選手のテニス選手と接していて、すごく感じることがあります。
それは、本当に「大人」な人が少ないということ。
まぁ、無理も有りません。
テニスはまだまだ、マイナーで自己満、身内感たっぷりなスポーツ。
いつも年末年始には、たくさんの大学生のスポーツ、高校生のスポーツの試合が地上波で放送されていますが、もちろんテニスの放送はありません。
全国区で放送される競技に出る選手は、当たり前ですが「自分たちは、全国から見られている」という自覚がある。
先日、実は春高バレーを観に東京体育館に行ってきましたが、ものすごい熱気でした。
そして試合後の選手、を会場で見る機会も多かったですが、すごく堂々としていて姿勢が良い。
荷物もキレイにまとめられている。
テニスの全国大会の会場とは、雰囲気からしてまるで違う。
そう、コートを離れた場所、顧問の先生やコーチが見ていない場所、にこそ、学生一人一人の意識が問われるのは言うまでもありません。
こういうのって、トップ選手だけの考え方?必要な意識?でしょうか。
違うと思いますよ。
私たち、テニスの試合で勝ちたいと思っているなら、コートの上だけで頑張っていても、結果は出ない。
もっと言えば、自分に自信が持てないんですよね。
コートを離れた場所、それこそ誰も見ていないような場所、でこそ努力を積み重ねないと。
手前味噌ですが、このT-PRESSのサイトも、オープンして半年くらいはほぼ誰も見ていないようなサイトでした。
それでも、私自身必要だと思うことを、根気強く書き続けてきて、今ではそれなにり多くの人に読んで頂いているサイトになりました。
普通は、「誰も見ていないから・・・」という理由で、更新も止めてしまうことろ。
何となく、テニスの経験上「誰も見ていないようなところ、ここで続けることが大事なんだ」というのが、自分の想いの根底にあったように思います。
テニスも、同じです。
誰も見ていないような場所、本当にひとつの片隅で、努力を続けること。
それが花開く時、は必ず来ます。
なぜなら、アナタ自身が自分を「見続けている」からです。
コート外での自分が、やるべきことをやって自信を付けた時。
それは間違い無く、アナタ自身のテニスが強くなった時、です。
ちょっとやる気が出ない、しんどくて苦しい時、T-PRESSを読みに来て下さい。
そこで背中を押せるような何か、を提供出来るように、私自身精進していきます!