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人数が多いときでも、しっかり2対1のラリー練習がしたい。
特にボレーヤーを1人にして、しっかり粘れるネットプレーは、シングルスでもダブルスでも必須です。
コートを効率良く使えば、6人で運動量多く練習出来るので、オススメです。
テニスコートを効率良く使って行う、「2対1のボレー対ストローク」の練習メニュー
■人数:8~16人
■レベル:初中級~上級
■目的:2人に対して粘りながら打ち分けるボレーヤー主体の練習
【練習内容】
主役はボレーヤー。
2対1のラリー形式で、コート半面~2/3くらいまでを使って、ストローク側が適度にボレーヤーの側を振り回す。
反対側のコートにも選手がいるので、ロブは深過ぎないようにハイボレーくらいまで。
ストローク側から球出しをして、まず2往復はしっかり深くつなぐ。
その後は、ストローク側はパッシングショット、ネットプレイヤー側はセンターへの深いボールやドロップボレーも有り。
しっかりお互いで駆け引きをしながら、揺さぶり合ってラリーする。
ダラダラ繋げていく感じにならないように。
人数にもよりますが、2人で1ペアになってローテーションしながら交代していくのも良いでしょう。
待っている人は、後ろでシャドーの素振りを行う、フットワークを合わせる、だけでも良い練習になります。
【応用練習】
ストローク側が、浅いボールをボレーヤー側の選手の足元に打って前に出る。
ボレー戦に持ち込むような練習が、より実践的です。
このときに、注意したいのは2人の側は必ず2人で息を合わせて前に出ていくこと。
2対1のボレーボレーになっても、慌てずしっかりお互いにコースを突いて勝負。
1人の側はロブボレーも交えて、再度相手を後ろに下げる、というのも良い練習になります。
【ポイント】
ネットにいる1人の選手は、サービスラインの1歩前、それ以上前にいかない。
ネットにベタ詰めになると、ロブをケア出来ないのでしっかりバランスの良いポジションで粘れるように。
2往復はしっかり、ミス無く深いボレーと足元へのストロークを意識。
そこからはお互いに、真剣勝負でラリーしていきましょう。
ネットから少し遠い位置から、しっかりボレーを深く打つ。
その為に、必要なのは適度なスライス回転です。
スライス回転をかけることが出来ると、ポジションを戻せる時間も出来る。
パンパンと速いテンポでラリーしていて、自分がスピードに付いていけない・・・のはみっともない。
時間を作りつつ粘る、そんなボレーヤーを意識しましょう。