ボレー

ボレーをふかし気味にアウトばかりしてしまう人は、「準備でラケットを上げる高さ」が足りない

目次

ボレーがどうしても、アウトしてしまうことが多い方は、準備に問題がある。

自分が思っている以上に、ラケットって上に準備するのは難しいんですよね。

上からしっかり抑えの効いたボレーを打つには、準備の位置はかなり神経質になりましょう。

打点に対して30cm上、が基本です。

 

ボレーをふかし気味にアウトばかりしてしまう人は、「準備でラケットを上げる高さ」が足りない

 


 

■低い位置のボレーも、30cm上から打点に入るのが基本

低い位置のボレーも、基本は同じです。

打点に対して30cmくらい上から入って、その時に少しボールの下を触るからまっすぐ飛んでいく。

最初から低い位置のラケットをセットしていると、当たりが良すぎてバーンと飛んでアウトする。

高い打点でも同じです。

高い打点のボレーほど、しっかりラケットを上に準備しましょう。

 

■ボレーがアウトするのは、必ず理由がある

結構聞かれるケースが多いのですが、ボレーがアウトしてしまう理由は様々です。

・グリップを強く握り過ぎ

・ラケットが横振りになっている

・身体が突っ込んでいる

・手首でこねている

こういった問題は根本から解決が必要ですが、難しいのがラケットの準備の位置。

まだまだ、打点の高さにラケットをセットしている人が多い。

これだとしっかり下方向に飛んでいく、抑えの効いたボレーが難しくなります。

 

■脇をしっかり空けると、自然にラケットは高く準備出来る

お勧めは、しっかり脇を開けて準備すること。

ボレーが窮屈な人は、肘が身体にくっついてしまっていて、力が入っている。

リラックスすると、肘と身体の間は、ボール1個分は空くはずです。

ハイボレーなら、もっと空ける。

しっかり自分の肘の位置を確認すると、伸びのあるふかさないボレーが打てるはずです!

 

何度も書いてきましたが、ボレーを飛ばす力は腕力じゃない。

大事なのは上を向いたラケット面と、打点に入っていくラケットの角度です。

この法則を、ぜひ自分の中で感覚として掴んで欲しい。

いつもの練習で、明確に何かを変えて試行錯誤してみましょう!

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