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テニスというスポーツは、常に相手と駆け引きしながら進めていく競技。
自分がどう、相手に観られているのか、警戒されているのかは非常に大事になる。
そう考えると、自分で考える自分の長所・短所、武器や弱点って、意外と他人から観たときとギャップがあるかも知れない。
こういった視点は、試合で勝っていく、強くなっていくうえで非常に大事だと思うんです。
「自分を知れば、自分の強みが見えてくる」ために、テニスでは他人の視点が必要です
■テニスをやっている自分自身が、自分について分かっていない
私も経験があるのですが、自分自身、ずっとボレーが得意でストロークは苦手、と思ってきました。
ですが実際に対戦した相手や練習仲間に話を聞いてみると、その逆のケースも多い。
「ストロークの方が怖い、嫌だった・・・」という話を聞いたことがあり、ビックリした経験があります。
皆さんも、普段の練習の中でぜひ意見を交換して欲しい。
他人から観られる自分、は結構、自分で意識している像とギャップがあるはずです。
■相手に警戒されたら、「何故?」を掘り下げていこう
相手が脅威に感じてくれる、嫌がってくれる部分が自分の中で見つかったら、掘り起こしていきましょう。
私の場合、元々ストロークは苦手意識が強かったのでとにかく丁寧に返し続けることだけ、意識していました。
その丁寧さ、しつこさが、結果的に相手にとっては嫌だったということを知りました。
それを知ってからは、結構試合でも楽。
苦手でも丁寧に粘るだけで、相手にはそれが脅威になると分かったから、すごく自信にもなりました。
これはあくまで、一つの例。
きっとこういった発見は、皆さんの中でもたくさん出て来るはずです。
■「自分を知る」ことは、一人では出来ない
だからこそ、色々な人とテニスをして欲しい。
色々な意見を聞いて欲しいし、試合の後にこそ話を聞けるような雰囲気にして欲しい。
アナタ自身、聞く側だけではダメ。
しっかり対戦相手にも感想を伝えたり、テニスを言葉にできるようにトレーニングしていきましょう。
特に女性の方は、会話も弾みやすいしコミュニケーションが上手い。
上達が早い人には、こういう要素も多くあるんだと思います。