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皆さんからいくつか寄せて頂くメッセージの中で、「試合前に観て、結果が出ました!」という声を多く頂くようになります。
文章だけのサイトで不十分でありながら、参考にして頂く方がいて本当に嬉しいです。
と同時に、試合前に確認する情報としてまとめておいた方が良いかな、とも思いました。
私がダブルスで試合をするとき、試合前に確認する情報をまとめてみました。
試合30分前、に確認しておくと試合もスムーズに入っていけるでしょう。
【試合前・保存版】ダブルスの試合で、ペアと確認しておくこと5つ
1.リターンのサイド
どちらがサイドを担当するか、は出来れば試合前ではなく練習時から確認しておきたい。
でも即席ペアで出場、ということもあると思いますし、まずはこのリターンのサイドから確認しておく。
どちらでも良い、という人は「どちらだとより、攻撃的にプレー出来るか?」を考えてみましょう。
セカンドサーブから攻撃しやすい、という視点は自分のリターンをアクティブにしてくれます。
2.どちらからサーブを打つのか
これも見落とされがちですが、ダブルスの試合ではどっちから先にサーブを打つのか。
基本はサーブが得意な選手から、ですが、前衛を先にやりたいという選手もいるのがダブルス。
後は、キープ合戦になることが想定される試合では、先に打った選手が4-4、または4-5という緊張感のあるゲームで回ってくることが多い。
セカンドサーブが安定していて、勝ちパターンがより見える形から入るのをお勧めします。
3.ポーチに出る、出ないをいつ決めるか
ダブルスは前衛勝負。
しっかりポーチに出ることで相手にプレッシャーがかかりますし、強い相手にも勝つことが出来る。
まずは事前の打ち合わせで、ポーチに出る、出ないを決めるタイミングを確認しておきましょう。
ポイント間の打ち合わせなのか、前衛がサインを出すのか。
慣れないうちは、ポイント間で話して決めるのが確実ですね。
4.浅いボールの処理
雁行陣が主体なのか、どんどん前に出ていく並行陣で勝負するのかも大事なポイント。
ここで決めておきたいのは、雁行陣で前に浅いボールが来たときにどうするのか。
そのままボレーにつなげて並行陣を取るのか、ストレートへ展開して雁行陣のままで戦うのか・・・など。
チャンスをどう攻撃していくのか、を事前に決めておくことは大事です。
後衛の展開するイメージを前衛も共有出来れば、それだけで加勢しやすいしポイントに絡みやすい。
前衛がボールに触れないダブルスは、間違いなく弱いダブルスです。
5.リターンからの攻撃パターンを3つ確認
ダブルスの試合では、リターンからどう攻撃していくのか、が試合の肝。
クロス、ストレート、ストレートロブ、が基本の3種類のリターンになるので、この3種類からの攻撃パターンをしっかり共有しておきましょう。
例えばストレート、であれば前衛にぶつけるつもりで打って、その返ってきたボールから2人で攻撃していく。
ストレートロブは相手のバックボレーで触らせて、ここでも前衛から積極的にチャージしていく、など。
ただリターンを1発で打って攻撃、ではなく、そこにどう前衛が絡むのかまで決めておきましょう。
簡単にで良いので、こういった打ち合わせは紙に書きましょう。
書いておくと整理出来て、試合前の緊張感も和らげることが出来る。
何も打ち合わせしないと・・・ただ不安になるし、試合で場当たり的な作戦しか実行できない。
今回ご紹介した内容は、ご存知の通り「当たり前」に準備すべきこと。
細かい作戦内容は、相手のことも考えつつ、もっと深く考えていく。
そして現場での観察眼と判断力、も大事ですね。
ですがまずは今回の5つ、からしっかりペアで考えて試合に臨みましょう!