日々の雑記

自分を知ってもらおうと、必死だった時代

私が学生時代、テニスコーチのアルバイトをしていたころ。

今思えば、必死でした。

稼ぐのもそうですが、まずはレッスンを成立させること、自分の球出しもそうですし教える技術も。

顔と名前を覚えてもらうこと、がとにかく大事でしたから…。

覚えてもらうと、ガットの張り替えを依頼されるようになり、そこは歩合制でした。

確か1本500円の報酬でしたが、レッスンの空き時間に「ガットが張れる!」というだけで、稼ぎは全然違います。

ですから、本当に必死に、自分を知ってもらおうともがいていたこと、を思い出していました。

 
 

なぜ、そんなことを思い出したのかと言えば、最近のニュースです。

Instagramでアルバイトしている高校生が、不謹慎な動画をアップして炎上、という内容のニュース、もう毎日見ますよね。

色々な意見があると思います。

でも、私が感じるのは、「これ自分たちの時代にスマートフォンがあったら、大変だったな…」と。

彼らも、やり方は非常にまずかったですが、どこかで「自分を知って欲しい」という欲求は強く持っていたんじゃないかと。

それも、今はフォロワー数という形で数値で現れるじゃないですか。

これが多い、少ないで、ステータスのように見られてしまう。

何とも、少し気の毒な話かなと、個人的には感じました。

もちろん、あのような行為は許されるべきではないですし、高校生といえばもう自分で判断がつく年齢、でしょう。

処罰されなければ、同じような人が多く出て来ることも分かります。

ですが、私たちも高校生、大学生のころは…結構、危ないこともバカなことも、たくさんやって来たような気がします。

今は、SNSで誰でも、いつでも、どんな内容でも発信出来てしまう時代。

だからこそ、その先をイメージする力というのは、教育も含め大事ですね。



自分を知ってもらう、という努力は大事です。

このサイトも、突き詰めれば私自身を知ってもらうようなサイト、でした。

特に最初は…ですね。

でも、それもこれからは変化していくでしょう。

私以外のテニス観や取り組み、もたくさん紹介したいですし、これから頑張る人を上手く紹介もしていきたい。

あんな人を不快にする動画ではなく、独自のテニス観で人のテニスに貢献出来るコンテンツ、を広める役割を担いたい。

テニスに関して言えば、「俺を知って欲しいんだ!」という人を、どんどん前に出していきたい。

そのエネルギーって、凄いですからね!

だからこそ、しっかり私もこのT-PRESSを運営していかないと、と。

それが、私の大きな使命だと感じています。

という訳で、これからのT-PRESSはどんどん変化していきます。

ご期待下さい!

ピックアップ記事

  1. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  2. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  3. 学生さんや社会人プレイヤーにもお勧め!「タッチ系テニス」に適したガット3選
  4. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  5. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム

関連記事

  1. テニス メンタル

    日々の雑記

    「自分はテニス初心者で、申し訳無い」なんて思ってるのは、日本人だけかも

    もう15年くらい前、のことですが。テニススクールでアシスタント…

  2. テニス 評価

    日々の雑記

    感動は人を変え、またその人が次の感動を紡いでいく

    今日の平昌オリンピック、男子フィギュアスケート。ご覧になってい…

  3. テニス 錦織圭

    日々の雑記

    「錦織圭」選手について、アナタは自分の意見を持っておく必要がある

    重たいタイトルですみません・・・が、最近思うことを、書いてみたいと思い…

  4. テニス テニスノート

    日々の雑記

    歳を取れば、テニスについて本気で叱ってくれる人はいなくなる

    最近、年月が経つのは早いなと。本当に、おじいさんのように感じて…

  5. テニス 評価

    日々の雑記

    部長やキャプテンの代が交代する・・・時期ですね

    ジメジメした時期、でも高校の部活はフレッシュな時期・・・が、この6月じ…

  6. 日々の雑記

    昨日のアドバイスを、今日は忘れている

    テニスに真剣な方ほど、アドバイスをいつも求めているそれはスク…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ダブルス

    ダブルス改革、パートナーと一緒にやる?やらない?
  2. テニス 練習

    練習メニュー

    苦手なところを直すのが練習、では無い
  3. テニス知識

    テニス選手に必要なプロテイン摂取は、便利なブレンダーボトルで
  4. テニス サーブ

    戦術

    テニスの試合、相手が強いんじゃなくて、アナタが強さを引き出してあげ過ぎ
  5. テニス メンタル

    戦術

    後半負け始めてからギアを上げても、遅い件
PAGE TOP