メンタル

「テニスノートが続かない…」理由を真剣に考えてみる

「今年こそテニスノートを付けて、レベルアップするぞ・・・!」と意気込んでいたのに、気が付けば最初の数ページを書いただけ。

もう今年も終わりなのに、なんで続かないんだろう・・・と悩んでいる人、いませんか?

テニスノートを継続して書き続けるには、ちょっとしたコツがあります。

 

「テニスノートが続かない…」理由を真剣に考えてみる

 


 

■練習、試合のすぐ後に書かないと続かない

一番書きたいことが溜まっているのが、練習や試合の直後です。

このタイミングを逃すから、書く気力が失われていってしまうのです。

本を買っても、買ったその日に読まなければ、その後に読まれる確率ってすごく低くなりますよね。

まずはノートをしっかり毎日持ち歩いて、練習や試合の後に書く時間を確保できるような習慣を付けてしまいましょう。

 

■ただ真面目に書いても続かない

真面目にやった練習や試合相手の情報のみを、ひたすら書いている方がいます。

とても大切な情報ですが、そこでアナタ自身が何を感じたか、感情の部分を書いてあげる必要があります。

ときに汚い言葉や、自分の意図しないような文章が出来上がってしまうかも知れません。

それこそ、アナタの生の言葉であり上達のヒントが隠されています。

誰に見られる訳でもないこのノート。

もっと赤裸々に綴ってみてることで、書く楽しさが芽生えてくるでしょう。

 

■読み返して意味がある内容かどうか

感情の変化は、後から読み直してみても面白い。

面白いと感じるから読み返すし、読み返すほどアナタのテニスノートは意味を成してきます。

ときには、読み返したくないページもあるでしょう。

ライバルとの試合で自分のミスから負けた試合、厳しい練習など・・・。

それらを財産にして次への糧にしていくのが、テニスノートの真の目的です。

 

■無意識に、カッコよく見せようと意識していないか

私自身そうでしたが、テニスもどこか「周りにかっこ良く観られたい」という願望があります。

それはテニスノートしかりで、綺麗にまとめようという意識があると、自分に対しても甘い言葉を並べてしまいがちです。

ここは、注意しましょう。

自分をネガティブに捉える必要はありませんが、弱い部分もさらけだして書くことが大切。

書くことで、その改善策を立てる為のプランを考えることができます。

弱い部分から眼を背け続けては、上辺だけのテニスノートになってしまいます。

 

結論、テニスノートでは、アナタの正直な感情をさらけ出してしまいましょう。

感情を出してしまうことで、スッキリして次の練習、試合に向けてスタートできるもの。

いつまでたっても自分の中に押し込めておくよりは、書いて可視化して、整理する。

この流れが出来てしまえば、テニスノートは書いていて楽しくなります。

ここまで来れば、しめたもの!

アナタの財産として、積み重ねていって下さい。

ピックアップ記事

  1. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  2. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ
  3. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  4. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  5. テニスの壁打ちをする場所が無い・・・人は、「リバウンドネット」を設置してみない?…

関連記事

  1. テニス トレーニング

    メンタル

    テニス界でも、「実力が無いのに知ったかぶりな人」は自分を苦しめるだけ

    みなさんの周りにも、いませんか?言動に実力が伴っていない人。…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの大会で格上シード選手と戦うときに、一番の強敵は間違いなく「自分自身」です

    テニスの大会では、シード制度というものがある。テニス以外のスポ…

  3. メンタル

    自分の名前で、想うこと

    突然ですが、自分の名前について考えてみました。私の下の名前は…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    いつの間にか、「自分よりレベルが低い人だけ」を見て、自分を安心させていませんか?

    人は無意識のうちに、自分が楽なほうに傾いていく。私自身、自分が…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合直前の心配や不安は、9割が妄想である

    試合直前、控えに入っているコートの試合が終わりそうになる。と同…

  6. テニス メンタル

特集記事

  1. メンタル

    「今日はテニスの調子が悪い・・・」と感じたら、試合中に実践したい修正方法について…
  2. メンタル

    「自分のテニスのモチベーションが上がらないとき」に実践したい4つのこと
  3. テニス ダブルス

    ストローク

    テニスの試合で、「ネットプレイヤーの足元を狙い過ぎる」とネットミスが増えるので危…
  4. テニス 準備

    その他

    簡単なある方法で、テニスのグリップはリラックス出来る!
  5. ストローク

    ストロークラリーの中で、「相手が当たり損ないでミス」をしたときには、更にボールを…
PAGE TOP