テニス 部活

メンタル

5分で覚える、大事な「テニスの試合前の過ごし方」について

試合前、緊張する待ち時間・・・。

ココをどう自分の中で過ごすのか、準備しておくのかを考えておくことは大事です。

「いつも通り、準備出来たな」と思えたら、それはもうスタートからリードしているようなモノ。

今回も、あくまで私からの提案。

試合開始20分前、からどう過ごすかを時系列でまとめてみました。

 

5分で覚える、大事な「テニスの試合前の過ごし方」について

 

1.試合開始20分前

身体を温める、軽いジョギングから開始。

試合会場近くの場所で、静かになれる場所を探しておいて10分くらいランニング。

その際に、貴重品だけは身に付けられるように小さいバッグ、を持っておくと安心です。

このときには、「試合の序盤」をどう戦うかを考えましょう。

基本はミスを減らし、自分のボールの軌道を全て高くすることをイメージ。

その中で、たまにネットダッシュやポーチ、のような奇策を入れていく。

ダブルスの試合なら、ペアと話し合って大まかな道筋を付けておくこと。

ペアで2人でランニング、するのもオススメですよ。

 

2.試合開始5分前

私はいつも、この段階で水分を摂っておく。

250mlくらいのスポーツドリンク、を薄めたモノで良いでしょう。

それから、サーブとリターンの素振り。

5分前になるともうコート脇で待っている状態、だと思います。

今入っている試合のサーブを打つ選手、を見ながらリターンを合わせるような素振り、をしておくだけでだいぶ違いますよ。

また対戦相手も近くにいるはずですから、相手のギアや雰囲気を確認しておく。

ラケットフレームは厚い?薄い?年齢や顔つきから想像する性格は?

つい、近くで一緒に控えで待っていると、対戦相手が強そうに見えてしまうじゃないですか。

これも、観察すると考えると客観視出来る、メンタルも安定する。

外れても良いので、「こんな相手じゃないかな」というのは、自分の中で想定しておきましょう。

 

3.試合開始0分前

前の試合が終わって、コートに入った状態ですね。

ここで出来るだけ、素早く準備を終えて自分が先にコートの中で待つ。

そうすると、自分で「トス」を回すことが出来ますからね。

この時点で、試合の主導権を握ることが出来る、と私は勝手に思っています。

大した違いじゃない?本当にそうですか?

先にコートに入って、相手を待ち構えるだけで、私は違うと思いますよ。

「こっちは準備万端だからね、いつでもかかって来なさい!」という精神で。

勝てる選手って、こういう雰囲気作りも上手いんですよね。

 

すごく簡単にまとめると・・・20分前から身体を温めて、5分前に水分を摂りながら相手を観察、コートに入ったらトスを自分で行う。

たったのこれだけ、ですが、「やることが決まっている」と思うと試合会場でも落ち着いて過ごせませんか?

もちろん、ここにどんどんアナタ流の準備、を加えていって欲しい。

毎回同じ準備をする、だけで、きっと試合に勝てる確率は上がると思いますよ!

ピックアップ記事

  1. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  2. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?
  3. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  4. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  5. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず

関連記事

  1. テニス ダブルス
  2. テニス メンタル

    メンタル

    過去の栄光にしがみついて生きる選手、が多い

    一度実績を残すと、それで満足してしまう人。これが多いのが、悲し…

  3. テニス サッカー

    メンタル

    「失敗しても良いから、挑戦しよう」は、正しいようでちょっと違う

    私は何度も、新しいことへの挑戦の必要性を書いて来ました。その中…

  4. テニス 打点

    メンタル

    コードボールに全力ダッシュを繰り返す人に、最後に運はこぼれてくる

    運を呼べる人、手放す人。私は、コードボールがその差が如実に現れ…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    寒い冬の時期、テニスのトーナメント大会で「初戦で特に、注意すべきこと」について

    寒い時期、試合の入り方は難しい。特にトーナメントの初戦では、分…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合とはボールを打ち合うものではなく、主張と主張をぶつけ合うもの

    テニスの試合、何が面白いのか・・・。私は技術的なこと、よりも戦…

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    気持ちで負けないって、難しい
  2. ダブルス

    「パートナーのためのファーストサーブ」を意識すれば、テニスのダブルスの試合でのキ…
  3. テニス メンタル

    その他

    「考える」ことは誰でも出来るけど、「考え抜く」ことは一握りの人しか出来ない
  4. ストローク

    アウトミスならOK、でいこう!
  5. サーブ

    テニスの実力差、が一番出る数値
PAGE TOP