テニス 観察

日々の雑記

まだまだ壁は、とてつもなく高いのかも知れない

昨日(今朝)は、皆さん、全仏観戦お疲れ様でした・・・。

まさに今が眠気のピーク、という方もたくさんいるんじゃないでしょうか。

マレー選手と錦織選手の試合、皆さんはどう観ましたか?

色々なニュース、新聞、インターネットで報道されたり、TwitterやSNSでも色んな意見が錯そうしていますよね。

大事なのは、皆さん一人一人が、どう試合を観て何を感じたか、です。

 


 

私は、まず感じたのは「壁は高い」ということ。

とにかく、マレー選手の強さを改めて感じました。

それに火を付けたのは主審、というニュース記事もたくさんありましたね。

確かに、珍しいシーンでの警告で、それに反論するかのように火が付いたプレー、見事でした。

 

でも、結果論かも知れませんが、それこそまさに、一流選手の強さ。

これがランキング下位の選手なら、リズムを乱され火が付くどころか逆に消えてしまう。

そして消えたのを主審のせいにして、インタビューで文句たらたら・・・なんてことになっていたと思います。

何事も、強さに変えていくのは一流選手の証。

そういう意味で、まだまだ錦織選手との差はある、と感じました。

 

何より、マレー選手はずっとどこかで「余裕」を持っていたように思います。

自分のエンジン、ギアでいえば常に60%くらいの感覚。

これでイーブンで進行して、グッとギアを上げてタイブレークのような場面で獲りにいく。

第3セットのタイブレーク、あれが試合を分ける肝でしたが、「ミスが増えてしまった」と錦織選手は嘆いていましたね。

でも、そうさせたのはマレー選手のプレッシャー、でしょう。

錦織選手も、分かっているはずです。

力が入る場面で、ミスが増えるのはそれはミス、のようでミスでは無い。

立派な実力、ですからね。

 

壁は、とてつもなく高い。

錦織選手がこれから乗り越えていくには、まだまだやるべきことがあるでしょう。

その壁に向かう勇気、姿勢を観て、私たちも自分のテニスを頑張ろうと思える、のは幸せかも知れません。

男子トップレベルの選手が、今日本に存在している。

だからこそ、私たちも目の前の試合を頑張ろう!と思えるのって、ラッキーなこと。

暑い時期になりますが、テニス頑張っていきましょう!

T-PRESSはいつでも、試合に勝ちたいアナタを応援し続けます。

ピックアップ記事

  1. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  2. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…
  3. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  4. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  5. メルマガ配信、登録を開始します!

関連記事

  1. テニス 雨

    日々の雑記

    あれだけ楽しかったテニスが、苦しくなるけど

    「昔は、テニス楽しかったよね」こう感じている人も、きっと読者…

  2. テニス メンタル

    日々の雑記

    甲子園での球数制限、について思うこと

    暑い夏が、もうすぐ終わる・・・と思ったら、また暑くなりましたね。。…

  3. テニス 環境

    日々の雑記

    テニスはこれから、「情報格差」の時代へ

    数年前までは、情報格差なんてほとんど無かった。みんなが同じよ…

  4. テニス デビスカップ

    日々の雑記

    デビスカップ フランス戦の観戦で感じた事

    既に何度か記事でも書いていますが、先週末にデビスカップを観戦して来まし…

  5. テニス 大学

    日々の雑記

    挫折を経験出来ることこそ、テニス選手の魅力

    いつも記事を読んで頂き、ありがとう御座います。最近はずっと、関…

  6. 日々の雑記

    テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと

    大学を卒業してから、約2年間くらい、テニスコーチをしていた時期がありま…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    その他

    「打てるもんなら、打ってみろ!」で、良いんです
  2. テニス メンタル

    ストローク

    ネットミス、アウトミスを減らすストロークの大原則
  3. メンタル

    「相手の好プレーに影響されてすぐムキになる人」ほど、対戦相手としてやりやすい相手…
  4. テニス 準備

    戦術

    勝負球を絞ったうえでの失点は、大歓迎のスタンスでいこう!
  5. テニス メンタル

    テニススクール

    「アドバイスいっぱい欲しいんだったら・・・」テニスコーチと選手の関係は積極的なコ…
PAGE TOP