目次
ダブルスの試合でも、シングルスの試合でも有効な「ロブボレー」のタイミングを磨く練習。
いつものボレーボレーの練習の中で、あるルールで縛ることでより実践的なメニューになります。
人数が少なくても、多くても楽しみながら出来る練習です。
ボレー対ボレーのラリーの中で、ロブボレーを混ぜて攻撃する為の練習メニュー
■人数:2~16人
■レベル:初級~中上級
■目的:ボレーボレーの中で、ロブボレーを混ぜていく
【練習方法】
まずはボレー対ボレー、の練習でウォーミングアップ。
その後は、「サービスエリア内にボールを落としてはいけない」というルールと、「サービスラインより後ろ」ならバウンドさせてOKというルールで、ラリーしてみて下さい。
バウンドさせてはいけないので、結構ネットに近付かないと難しい。
ネットに近付くと、今度は後ろのスペースが空きますので、そこにロブボレー、山なりなボレーの軌道で相手を後ろに下げさせる。
ロブボレーも、しっかり追いかけて続けられるようなら同じルールでラリーを継続。
まずはコートを縦半面に割って、1対1で、慣れてきたら2対2でダブルスのように練習してみましょう。
【発展練習】
最初のボール出し、の段階から「後ろのスペースへの球出し」もOKにする。
これはバウンドしてOKですが、相手はロブを追いかける状態からスタートするのでより実践的になります。
その後の返球コースを間違うと、前に落とされて終了・・・となってしまうので、かなりレベルが高い練習になるはず。
更に発展させると、今度は「ボールをコートにバウンドさせること自体、全部NG」に設定してみても、面白い。
かなりハードな練習になりますが、フットワークが鍛えられますし、実戦の試合ではかなり楽に感じられるようになるはずです。
【ポイント】
深いロブボレーも、なるべく落とさないで逆にロブボレー、で返球して時間を作りたい。
相手に攻撃されたときに、どこに逃げるべきかを考える良い練習になります。
また前のスペースはノーバウンドで処理、の癖が付くと、自然にネットに近い位置でプレー出来るようになる。
ダブルスの前衛で活躍したい人には、非常にオススメのメニューです。
練習で負荷を高めておくと、試合では楽ですよ。
ノーバウンドでの処理を必須、にすると、考えて配球しないとすぐに終わってしまいます。
雰囲気的に盛り上がるメニューですので、ぜひ皆さんワイワイ楽しみながら、でも真剣勝負でやってみて下さい!