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テニスコーチにテニスを習っている、または部活でたまに指導してもらっている人も多いと思います。
皆さんとコーチで信頼関係、しっかり築けていますか?
見極める・・・という表現だと、「自分はそんなにテニス上手く無いし、何も言えない・・・」と思うかも知れませんが、自分自身で考えること自体は、とても大事。
いつかアナタ自身も、テニスを教える立場を経験するかも知れません。
ぜひこの機会に、考えてみて下さい。
アナタの成長をサポートできる、「優秀なテニスコーチ」を見極める方法5つ
1.「聞き上手」かどうか
一方的な指導は、テニスを始めて初期の頃は有効かも知れません。
ですがある程度技術が身に付いて、自分自身の特徴を伸ばしていく段階においては、選手自身が感じている部分や考えをコーチが把握しておくことが大事になります。
しっかりと「質問」のコミュニケーションが頻繁に無いと、主体的な成長は望めない。
これは特にジュニアや子どもたちを指導する際にも、大切だと思います。
2.客観的な視点があるかどうか
テニスの指導において、欠けてしまいがちなのが客観性。
「自分が培ってきた、身に付けてきたテニスを教えたい!」という考えは大事ですが、どんな選手に対しても画一化されたような指導では、あらゆる選手を育てていくのは難しい。
優秀なテニスコーチは、具体的なアドバイスの前にまず「事実」から共有してくれる場合が多い。
「今のは、打点がココになっていた」、「フットワークはこうなっていた」と、まずは動画を交えて共有してくれるくらいの客観性がある。
指導は現状をお互いで正確に把握し合えてから、というスタンスが大事だと思います。
アナタ自身、まずは自分を知るということが上達の第一歩です。
3.バランス感覚を持った長期的な視点
私が最も重要だと考えるのは、このポイントです。
どんな選手を育てるにせよ、スクールコーチをやるにせよ、テニスは大きく分けて3つの区分ができます。
「自分がやりたいテニス」、「自分がやるべきテニス」、そして「今、自分が出来るテニス」の3つ。
これをしっかり分析して、バランスを取りながら試合で勝てるテニスに仕上げていく道を、一緒に描けるかどうか。
特に、「やるべきテニス」を指導していくのは本当に難しい。
「やりたいテニス」とのバランス感をどう考えるか、適格なアドバイスが出来るテニスコーチは間違いなく優秀です。
4.嫌われる勇気
これも、大事な要素。
本音で言い合えない、選手とコーチの関係には未来が無い。
その責任は、特に学生を指導する際には主にコーチ側にあると言えるでしょう。
もし、アナタがテニスを指導される立場にあるのであれば、「本音で話せているか?」を、今一度考えてみましょう。
テニスを本気で、しっかり時間をかけて取り組める時間は少ない。
「あのとき、やりたいテニスについて正直に話せば良かった・・・」とならないよう、見つめ直して欲しいと思います。
5.結果を出せるコーチ
当たり前じゃん!と思うでしょう。
しかしこの結果、テニスの試合で勝てるように導いてくれるかどうかは、やはり重要な判断基準。
コーチを見極める、と書きましたが、「自分を成長させてくれたこの人の為に、必ず勝ちたい!」と思えるような出会い、探したいですね。
話してみないと、実際に指導を受けてみないと分からない・・・と思う方、まずは積極的にコミュニケーションを取るところから。
何でも良い、些細なことでもコーチと話してみる。
それだけで、きっとお互いで成長していけるはずです。
「自分にテニスを教えてくれる人を、選ぶなんて・・・」と思う方は、もう少し視野を拡げてみましょう。
テニスは教えられる、のではなく、一緒に作り上げていくもの。
実際に身体を動かして、試合で戦うのはアナタ自身なのです。
だからこそ、良いパートナーであるテニスコーチの存在は大きい。
スクールでも部活でも、まだいない・・・という人も、この機会にぜひ考えてみて下さいね。