テニス ダブルス

ダブルス

ダブルスの試合で前衛は、「センターラインを超えたらそのままチェンジ」でハッキリさせよう

ダブルスの試合で前衛がポーチに動く、その後の動きは曖昧になりがち。

もちろんボレーでポイントが決まれば問題無いでしょうが、実際は相手に拾われてラリーが続くことも多いのがテニス。

ダブルスの試合では、ペアとの連動はしっかり「決めごと」を作って臨む方がやりやすいでしょう。

 

ダブルスの試合で前衛は、「センターラインを超えたらそのままチェンジ」でハッキリさせよう

 


 

■阿吽の呼吸なんて、急には生まれない

ペアとの呼吸を合わせる、言葉にしなくても分かり合えるなんて幻想。

私の感覚では、ガッツリ一緒に組んで練習して5年、くらいは最低かかります。

ペアがころころ変わってしまう環境は、ましてや初めて組むような相手であれば「決め事」を作った方が分かりやすい。

特に「ポーチに出た後」に関しては、基準をしっかり設けておいた方が良いでしょう。

 

■積極的なポーチは、センターラインをガンガン超えて良い

まず前提として、前衛のポーチはセンターラインをガンガン超えて良い。

後衛のボールを奪う優先権が、前衛にはありますので。

ガンガン、攻撃的にいきましょう。

その後の動き、基本としてはそのまま後衛と担当サイドをチェンジしていく。

ですので後衛は前衛がしっかり自分のボールを取ってくれたら、そのままチェンジに走りましょう。

相手の反撃してくるスペースを消す、のが目的です。

 

■センターラインを越えなかったポーチのときは、そのままでOK

ポーチに出たけど、そこまで動いていない。

自分のポジションに戻れそうなときには、そのままチェンジしない形が良いでしょう。

やみくもにサイドを変更、チェンジばかりしていては疲れますし相手も慣れてくる。

基準としてセンターラインを置いておくと、可視化出来て便利です。

 

ポーチに積極的に動くには、「真ん中をガンガン超える」のが大事。

でも超えてからのイメージが沸いていないと、つい消極的になってしまいますよね。

であれば、ルールを決めて準備しておく。

決めごとがあれば、思い切って実践出来る選手も多い。

ダブルスがグッと、お互いやりやすくなるでしょう。

ピックアップ記事

  1. 11/13(木) 女子シングルス練習&ゲーム会 in世田谷レクセンター
  2. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  3. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…
  4. 【初開催】5/29(水)~30(木) T-PRESS プレミアムキャンプ in千…
  5. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう

関連記事

  1. テニス メンタル

    ダブルス

    前衛のポーチが簡単なのは、並行陣?雁行陣?

    「前衛は、ポーチに出ないといけない!」と、焦ってしまう。確かに…

  2. ダブルス

    相手の浅いロブは、実はドロップボレーのチャンス

    ダブルスの試合、ロブをカバーに走る。並行陣なら、かなり多くなるシチ…

  3. テニス ボレー

    ダブルス

    前衛は、常に相手に「うざがられる存在」であり続けないと

    テニスの試合で強い人は、良い意味で「うざさ」がある。うざい・・…

  4. テニス ストローク

    ダブルス

    困ったときのロブ頼みの癖を直さないと!

    ダブルスの試合、一般やベテランの皆さんの試合を観ていると感じること。…

  5. テニス ポジショニング

    ダブルス

    ミックスダブルスの試合、男性は積極的に相手の女性に「スライスストローク」を使っていこう

    「正直、ミックスダブルスが苦手・・・」と、悩むのは男性の方でも多いはず…

  6. ダブルス

    パートナーに伝えることで、自分の迷いも捨てられる

    「次のサーブは、センターに打つね」この声掛けだけ、で良いんです…

特集記事

  1. テニス リターン

    ボレー

    実はバックボレーは武器になる、ことを証明します
  2. 戦術

    自分で気付いて修正出来る、そんな人が試合でも勝ち上がっていく
  3. テニス ストローク

    リターン

    シングルスの試合での30-40での攻撃的なリターンは、得意な形を!
  4. テニス ボレー

    メンタル

    試合中に「良い時の自分」と、比べてはいけない
  5. テニス メンタル

    ボレー

    テニスのネットプレーがぎこちない人は、「肘をピーンと伸ばし過ぎ」ていることが多い…
PAGE TOP