テニス ボレー

メンタル

テニスの試合では、エースで終わるようなショットでも、「最後までの詰め」が出来ているか?が大事です

インターハイのテニス競技、個人戦も佳境に入ってきた今日。

今年は現地まで応援に行けませんでしたので、インハイTVで動画を確認。

本当に暑そうな会場・・・選手も役員、スタッフの方も大変だと思います。

体力と精神力が問われるインターハイのような戦い、勝ち上がる選手は何が違うのか・・・?

私は各試合の動画を観ていて、あることを再確認しました。

 

テニスの試合では、エースで終わるようなショットでも、「最後までの詰め」が出来ているか?が大事です

 


 

■試合に強い選手は、相手の「逃げ」を許さない

真夏のオムニコート、体力の消耗が激しいテニスでは、いかに「攻め切るか」も大事なポイント。

特に粘り強い選手との試合では、良い攻撃した後の「仕留める力」が求められます。

これが中途半端だと、粘られた結果カウンターを食らい、ミスを重ねて負けてしまう。

では「仕留める」とはどういうことか・・・アナタはイメージ出来ますか?

テニスの攻撃の基本は、自分が打った方向に詰めていく、ということです。

 

■自分が打ったボールに応じて、ポジションを変える

自分が打ったと同時に、次の返球をイメージする。

相手を追い込んだのであれば、逃げてくる軌道までしっかりイメージしないといけません。

つないでくる相手に対して、前に詰めておけばそれだけで攻撃力は高まります。

そう、自分のボールがエースになるようなボールであっても、しっかりこの動きは行っておく必要がある。

試合の中で相手のフットワーク、脚力を甘くみてはいけないのです。

 

■基本的なボレーが出来ないと、シングルスでも絶対に勝ち切れない

インターハイの試合を観ていて改めて感じたのは、ボレーの重要性。

「シングルスなら、必要無いんじゃ・・・?」と思っている人がいたら、大きな間違い。

ストロークだけで打ち抜いて勝てるほど、夏の試合、オムニコートの環境は生易しいものではない。

相手が簡単につないでくるボールは、積極的に詰めて仕留めにいく。

この攻撃が出来るからこそ、粘り強い相手が粘れない、という試合にしていくことが出来るのです。

 

自分のチャンスに、攻撃に敏感になること。

相手に反撃の糸口をつかませないように、しっかり攻撃は連続攻撃を意識しましょう。

結果的にエースになる、ポイントはあっても良いのですが、あくまで次の返球も想定して準備しておくこと。

ちょっとの隙が、きっとアナタを敗退に追いやってしまう。

テニスはそんな、本当に怖い競技です。

ピックアップ記事

  1. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  2. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う
  3. 都内でラケットバッグを持ち歩くのは辛い!人は、「ecbo cloak」でラケバを…
  4. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  5. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう

関連記事

  1. テニス ミス

    メンタル

    「1本集中!」ばかり口癖にしていては、狼少年になる

    試合会場を見ていると、この声がいつも響き渡る。「1本集中!」…

  2. テニス 試合

    メンタル

    テニス選手がイップスに悩まされるのは、「真剣勝負を重ねた」結果だと私は思います

    テニスの試合で緊張でラケットが振れなくなる、グリップが握れなくなる。…

  3. テニス フットワーク

    メンタル

    ギブアップしない相手を、負かすことは誰にも出来ない

    試合に出れば、勝つこともあれば負けることもある。いや、実際には…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの大会で格上シード選手と戦うときに、一番の強敵は間違いなく「自分自身」です

    テニスの大会では、シード制度というものがある。テニス以外のスポ…

  5. メンタル

    相手にやられて「ダメだ」と思うから、いつまで経っても勝てないんです

    試合の中で、相手にやられてしまう。こういう時の態度にこそ、私は…

  6. テニス ガット

    メンタル

    試合に強いメンタルを養う為に、普段の練習で実践したいこと4つ

    テニスの試合、自分たちをどうしても信じられない、メンタルが弱いと感じて…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    「勝っている選手には、必ず理由がある」テニスが上手い、以上の理由を自分なりに探し…
  2. テニス サイト

    その他

    会場に着いたらざっと確認したい、「テニスの試合で必要な準備」7つ
  3. 戦術

    T-PRESS 土居コーチ女子ダブルスイベント 参加者アンケート
  4. テニス ダブルス

    ストローク

    テニスの試合で使えるショートクロスは、「軌道を高く回転量多め」が大原則です
  5. テニス センス

    その他

    「テニス中のBGM」は試合中に流れてますか?
PAGE TOP