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学生の皆さんは、公式の試合の回数は限られている。
しかも出場人数に制限がありますので、なかなか部員全員が出場して、というのは難しいですよね。
だからこそ、少しお金がかかってしまいますが、一般の草トーナメントや市民大会にぜひ、積極的に参加して欲しい。
ただし、そこは対戦相手が大人や年配の方がメインになる。
しっかりとマナーを意識して、相手にも敬意を払いながら試合を進めていく必要がありますね。
今回は基本的な部分について、確認しておきましょう。
「一般のテニスの試合に出て恥をかかない」為に、学生の皆さんに身に付けておいて欲しいマナー5つ
1.試合前の挨拶は、必ずすること
本部に呼び出されて、試合前に顔合わせする機会があればそこで軽く挨拶を。
試合前にもしっかりと、「宜しくお願いします」という言葉を発しましょう。
その後にトスをしてからウォーミグアップ、サーブのみの場合もありますがそれを行います。
しっかりと試合前に言葉で挨拶することが、まずは当たり前ですが大事です。
2.試合の控えに入ったら、コート近くで待機する
試合が始まるのに、相手がいない・・・というケースは、大会の進行を遅らせる。
控えの試合に入ったら、必ずコート近くで待機して相手を待たせない。
当たり前ですが、試合会場から離れる際には本部に一言伝えておく。
草トーの会場は広く、全てのコートを運営側では見切れない場合もあります。
しっかりと試合間で時間を空けないように、控えに入ったらコート脇で待機しておくように。
そしてトイレ等の準備は、早めに終えておきましょう。
3.カウントのコールとセルフジャッジは、丁寧にはっきりと
学生の皆さんは、カウントコールの声とジャッジの声が小さい人が多い。
これは、トラブルの元にもなりかねません。
相手に対して、しっかりと伝わる声でコールする。
セルフジャッジの基本を、しっかり確認しましょう。
逆に相手のコールに対しては、「ハイッ」と軽く応えてあげると好印象。
気持ち良く試合を進行出来るでしょう。
4.必要以上に声を出したり、応援で大騒ぎしない
確かに、学生の皆さんの元気の良さは武器になります。
気合が入ったプレーや応援、私も大好きです。
ですが一般の草トーナメントの大会ですと、その元気は相手を不快にさせてしまうこともある。
必要以上に声を出して相手を威嚇したり、応援で大挙して押し寄せて相手にプレッシャーをかけるのは避けましょう。
個人戦ですのでしっかり、個人対個人の対戦として相手のナイスプレーにも拍手する。
それくらい大人な対応、学生の皆さんにも出来るはずです。
5.テニスの勝負は、真剣勝負!
よく、おじさんやおばさん相手には、手を抜くような学生の方がいます。
それは、とても失礼な話。
しっかりと自分のテニスで、相手に対して攻撃してきましょう。
敬意は払いますが、ネットを挟んで対峙すれば、そこにいるのは敵でしかない。
だからこそ、テニスは楽しいし世代間の戦いに面白みがある。
本気のテニスで、大人にも向かっていきましょう!
私はテニスの醍醐味は、こういった「世代間の戦い」にあると思っています。
他スポーツでは、なかなか学生対年配の方、という試合って無いですよね。
でもテニスでは、そこに真剣勝負がある。
真剣勝負を繰り返せば、テニスは間違いなく強くなります。
ぜひ、学生の皆さんも外の世界で戦って欲しい。
それがテニスの試合に強くなる、一番の近道だと思います。