テニス 部活

その他

「試合に出る人、出ない人が分れてしまうテニス部」は工夫次第で変えていける

目次

中学、高校、大学とたくさんテニスの大会はあるけど、公式戦って意外と少ない。

総体予選と新人戦、選抜予選・・・しかも1つの学校から出場できる人数は限られているとなると、その枠を争う部内戦で出場者を決めないといけないことも。

そうすると、テニス部内、チーム内は自然と試合に出る人と出ない人で分かれ、どこか雰囲気が悪くなってしまうこと、ありませんか?

テニスは何と言っても、試合が面白いし楽しい。

試合から逆算することで練習にも身が入るし、モチベーションも上がる。

全員で試合を経験していくような仕組み作りは、きっとまだまだ工夫次第で作り上げていくことが出来るのです。

 

「試合に出る人、出ない人が分れてしまうテニス部」は工夫次第で変えていける

 


 

■試合に出る機会をシステム化していく

中学生、高校生でも一般の大会にエントリーすることは出来ます。

地域の市民大会から、草トーナメントまで、土日で開催されている大会を調べてみることはとても大事。

中にはアナタのライバルも、一般の大人相手に腕を磨いているかも知れません。

「高校生は高体連主催の大会にだけ、出ていれば良い」と考えると、試合の機会はすごく少なくなってしまいます。

テニスは試合経験こそ、上達の柱となる部分。

どんどん外に眼を向けて、試合に出場できる機会をシステム化していきましょう。

後輩にもしっかり受け継いで、「いつの時期に、どの大会にエントリーして、これくらいは成績を残したい・・・」という流れを、しっかり作っていくと良いでしょう。

 

■定常的に行う部内戦を透明化する

部内戦は、大事な試合の前のレギュラー決めのときだけ・・・と考えていると、試合数も少なく経験も詰めません。

エース格の選手が偶然その時期に怪我をしてしまうかも知れませんし、普段の練習の中からどう積み重ねてきたのかを、しっかり透明化して記録できるようにしていくことが大事です。

最低週に1回は試合をメインで行うスケジュールで組んで、全ての試合結果の記録を残すようにしましょう。

試合に勝てないチームは、この「結果」を曖昧にして誰も記録していない

これではやる意味もありませんし、実際にレギュラーの選手を決める際に「だいたい、A君はB君に勝っていたから・・・」と中途半端な基準で選ぶことになります。

透明化することで、皆にチャンスがありモチベーションが上がる。

そんな雰囲気の元で、強いチームは出来上がっていきます。

 

■繋がっているネットワークは先輩、OBでもどんどん使おう

練習試合の相手は、何も隣町のテニス部に限りません。

OBの先輩や、もしかしたら保護者の方のテニスサークルかも知れません。

アナタ自身が、テニスの試合に強くなりたいと感じて行動を興せば、それに応えてくれる人はたくさんいるはずです。

中でも卒業して1~2年しか経過していない先輩は、まだまだ後輩の活躍を気にかけているはず。

きっと声をかければ、快く胸を貸してくれるでしょう。

こういった繋がりが出来ていけば、アナタのテニス部にも良い練習試合の循環が出来てくる。

強いチームは、こういった繋がりの中で試合経験を多く積んでいく工夫をしているのです。

 

公式戦で勝つことが最終目標、であることは大事です。

経験を積んで、それが結果どう反映されるのかは注意してみておく必要があるでしょう。

大事なのは、仲間と踏み出す一歩。

どんなに熱意を持っていても、一人で全てをやろうとするとしんどいです。

ぜひ同級生や仲間を見つけて、一緒にこの仕組み作りを始めてみませんか?

ピックアップ記事

  1. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  2. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  3. 何度でも消して使える、ウェアラブルメモはテニスでも使えそう
  4. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  5. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…

関連記事

  1. その他

    【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート

    いつもサイトをご覧頂きまして、ありがとう御座います。今回は、…

  2. その他

    最近テニス部の練習で、「競争の度が行き過ぎて、部内の雰囲気が悪い‥ときの解決策とは?

    私自身、苦い経験があります。みんなが上手くなりたい、という想い…

  3. テニス サイト

    その他

    会場に着いたらざっと確認したい、「テニスの試合で必要な準備」7つ

    テニスの試合、会場に着いたら一気に緊張感が高まりますよね。周り…

  4. その他

    テニス留学も、「失敗は成功の素」と思えるように、新しいチャレンジが大事!

    俺のテニスはスペインに行ったのをキッカケに、大きく成長出来たと思ってい…

  5. テニス フットワーク

    その他

    力強いストロークを打つ為に、「テイクバックは早く済ませて、更に身体をひねる」動きは必須です

    ある程度コントロール出来るようにはなってきたけど、ストロークにパワーが…

  6. テニス ボレー

    その他

    「楽しく工夫できる人は、テニスに向いている!」毎日同じことの繰り返しでは、試合に勝てません

    効果的な練習、日々の中で皆さんできてますか?この「効果的」とい…

特集記事

  1. テニス シングルス

    リターン

    デュースサイドを手堅く、アドバンテージサイドで冒険
  2. テニス スライス

    ボレー

    相手の足下にショットが打てるときには、迷わずポジションを前に上げよう
  3. テニス ストローク

    メンタル

    テニス部の中で、「チームの柱になれる選手と、なれない選手」は、ココが違う
  4. テニスあるある

    【誰もが経験する、あの切なさ…】0-6,0-12??
  5. ストローク

    相手の打つボールが、「スピンなのかスライスなのか?」を予測する為に必要な観察箇所…
PAGE TOP