目次
皆さんは利き腕、どちらか聞かれればすぐに答えることができますよね。
では・・・「利き目」がどちらかは、答えられますか?
人間の目は、基本的にどちらかに利き目が存在しています。
テニスのように横向きからボールを見る機会が多いスポーツは、この事実を受け止めておくことが結構大事。
思わぬ発見も、そこにはあるかも知れません。
「利き腕」という言葉があるように「利き目」もあることを、テニス選手なら理解して練習しよう
■右目が利き目の人が多い
一般的には、右目が利き目の人が多いようです。
ネットで調べると判別方法も載っていますが、一番一般的なのは、右手人差し指を立てて真っすぐ腕を伸ばし顔の正面に置き、片目をつむって左右交互に見る。
その時、両目で見たときと同じ位置に見えるのが利き目で、左右いずれかにずれて見えるのが利き目でない方、とされています。
少し分かり辛いですが、遠くのものを観るときに無意識で強く使っているほうが利き目、のようですね。
どんな影響が、テニスにはあるでしょうか・・・?
■右利きの人は、フォアハンドのほうが見辛い?
そう考えると、実は右利きの人はフォアハンドを打つ時のほうが難しい。
利き目ではない左目が前、な状態が多いので、実は遠くにあるボールを見辛いように感じるかも知れません。
逆に近くの打点まで来ると、左目のほうが活躍してくれて正確にボールを確認できる。
でも何となくですが、多くの人がフォアハンドの時の方がボールを見辛い感覚になることが多いようです。
こんなことを意識してみると、テニスも面白いです。
■バックハンド側の方が、ボールを見やすい!
私の感覚ですが、バックハンド側で打つ時のほうがボールが良く見える。
右利きの私は右目を前にした形で横を向いたとき、一番相手コートもよく見えてスッキリした状態になります。
あくまで好みであり感覚ですが、アナタも一度意識してみると良いでしょう。
横向きを作ったときに、どちらのほうがしっくりくるか・・・ぜひ、試してみて下さい。
テニスというスポーツは、ボールを見つつ相手コートも見る。
この技術があればダブルスでも落ち着いてプレー出来ます。
人の身体の仕組みを知ることって、スポーツでは本当に大事。
どんなに努力しても、仕組みを覆すようなことは出来ません。
今回は利き目についてテニスの観点で考えてみましたが、まだまだたくさんあるはず。
それだけ、人の身体は複雑で神秘的なのですから。