目次
正確には、まだ終えておりません。
大会終了後に2週間を経過し、コロナウィルスの感染拡大の様子無し、のところまで危機感を持って運営は続いております。
ですが実際には大会が行われて1週間が経過しましたので、改めて私が感じたことをまとめてみたいと思います。
それが少しでも、読者のみなさんのテニスにもつながることになると思いますので、ぜひご自身のテニスライフと重ねて読んでみて頂けると嬉しいです。
選手は大会の中で成長できる
今回、特に学生選手と接していて感じたこと。
今試合が無い、練習ばかりの中で、自分の成長がなかなか感じることができないという不安が大きい。
特に新大学1年生は、自分の実力的な位置が分からない…ということで、すごくモヤモヤしてるんだなと感じました。
大会前にコミュニケーションを取る機会も多かったんですが、+POWER CUP に向けた期待と不安が交錯し続けている感じ。
でも、いざ試合当日コートに立つと、選手の眼が変わってました。
プロ志望選手、の眼になるというんですかね。
覚悟を決めて成長する、まさにそれって大会の中でも感じた部分でもあります。
メディアの多さが、成長につながる
今大会は、多くのメディアの方にも取材頂きました。
スチールカメラマンだけで20人、テレビカメラも5台、こういう中で試合をすることこそ、私は大事だと考えています。
試合に勝てば勝利者インタビューも。
最初はジュニアや学生の選手は委縮してしまってましたが、それも大会が終わるころにはもう慣れている。
本当に、頼もしかったですね。
こういう光景って、実は私たち一般のテニス愛好家の中でもあることだと思うんですよね。
試合を勝ち上がっていくと、その中で自然と成長できる。
だんだんと、観客も集まってくることにも慣れて来る。
人に自分のテニスが見られている、と感じることができて、それを受け入れていく。
これは、練習だけだと味わえない成長速度、きっかけだと改めて感じました。
恩を回していく、返していく
今回の発起人でもある添田豪選手。
改めて昨日お会いして感じたこと、それはこの+POWER CUPを通じて「恩を回していきたい」という強い想いでした。
学生からプロへの移行期間では、添田選手も多くの人に支えられ、きっかけをもらい、その中で決断してきたから今がある。
だからこそ、このコロナウィルスの影響で日本のトッププロが国内にいる状態で、何かをジュニアや学生に与えたい。
そうすれば、彼らがまた次に「与える側」に回ってくれるんじゃないかと。
+POWER CUPの大会に、プロ選手枠で帰ってきてくれることが理想ですよね。
そうやって恩を回していく、テニス界の中でつなげていくことができれば、プロ志望選手がプロになり、より力を発揮しやすい環境になるのではという考えがベースになっています。
これって、レベルは違いますが私自身も経験してきたことです。
ずっと書いてきましたが、テニスは1人では成長できないし、きっかけも掴めない。
どういう人と、どういう時間を共有するかが大事。
改めて、こういうきっかけは今後もテニス界に必要だなと感じています。
まだまだ、多くの反省点はあります。
個人的には大会認知度を上げるところ、今後観客を入れての大会に発展させていくところには大きな課題感を感じています。
ですが、私自身もこの大会を通じて成長させて頂きました。
この恩を回していくなら、第2回、第3回と続けていくことが一番でしょう。
ぜひ、これからもT-PRESS読者のみなさんは、この大会を見守って頂きつつ、ご自身のテニスのきっかけや刺激にして頂けると嬉しいです。
今後も、よろしくお願いします!
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