テニス 走力

戦術

ミスのレベルを上げていく、ことこそテニス選手としての成長

自分の成長を測るものさし。

これは、しっかり意識しておかないとダメ。

試合の中で、何回も同じようなミスを繰り返す、ことに気付かない人は成長が難しいでしょう。

同じミス、に対して危機感を持つこと。

意識出来ている人、すごく少ないと思いますよ。

 

ミスのレベルを上げていく、ことこそテニス選手としての成長

 


 

1.1年前は、どんなミスが多かった?

ちょっと、思い出してみましょう。

テニスノートや動画、があると見返してみると良いと思います。

1年前の自分、はどういうミスが多かったのか。

また、それは本当にミスなのか。

自分が無理しているだけじゃないのか・・・みたいな問いかけ、はしっかり自分で行う必要がありますね。

テニススクールに通っていても、コーチはその場その場、のアドバイスですから。

昨年の自分と比べることが出来るのは、アナタ自身だけです。

 

2.レベルの高いミスって、何だろう?

私の中では、チャレンジしたミス。

だから、ミスとも言えないんですよね。

常に新しい戦術、技術を試そうと思ってミス、していくことは必要ですよね。

レベルが高いミス、を常に自分で意識して、重ねていく。

逆にレベルが低いミスって、集中力を欠いて「やるべきことをやらなかった」ミスですね。

後は、相手のプレッシャーや恐怖、周りの目を意識して萎縮したようなミス。

これは、1年前と比較して減っていないとおかしい。

自分で成長を感じられない、という人は、この辺りが変わっていないように思います。

 

3.技術的なミスは、絶対に0に出来ない

テニスを続けていれば、当然です。

150km/h近いサーブ、を毎回ラケットの真ん中に当てるのは難しい、当然です。

こういうミス、は0には出来ない。

でも、サーブは仕方ないにせよ、ストロークやボレー、はまだ工夫の幅がある。

相手のショットが鋭いなら、どうやって弱めることが出来るのか。

ネットに詰めて、当たり損ないのようなボールでもドロップボレー、にするには?という視点が持てる。

ミスを0にするのではなく、0に近づけていく、ことが大事。

アナタ自身で、何かを変えていかないと厳しいですよ。

 

4.緊張してミスをする、のは言い訳でしかない

これは、ずっと続きますよ。

試合の緊張感、勝ち上がっていけばはどんどん増していくでしょう。

だからこそ、「緊張したからミスした」という自分は越えていかないと。

厳しい言い方ですが、これはレベルが低いミス。

ミスのレベルを上げるなら、緊張した中でも粘ってチャレンジしていくミス、に変えていく。

いつも通りのショット、を緊張してミスするなら、いつも通りの打ち方から変えていかないといけないですね。

試合向き、な技術やショットに変えていく。

この勇気こそ、アナタのレベルアップにつながるはずです。

 

アナタ自身の失点に、試合の改善点は隠れている。

出来るだけ、試合の直後に振り返る、記録を残す。

この癖を付けていれば、1年と言わず常にミスのレベルを比較出来ますからね。

ミスのレベルを上げていけば、自然と勝てる試合も増えるはずです。

ピックアップ記事

  1. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  2. スピンサーブ習得の秘密兵器に、「スピンサーブマスター」を使ってみない?
  3. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  4. 会社にも持っていける、社会人にオススメのラケットバッグ
  5. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール

関連記事

  1. テニス ボレー

    戦術

    試合の現場では、「狙ったコースにサーブが入らなくても」慌てないことが一番

    実際に、試合の現場で意識して欲しいこと。それは、「自分のコント…

  2. テニス メンタル

    戦術

    テニスのルールは、「いつも自分の味方!」という意識

    テニスのルール。皆さんも試合中、ほとんど意識することは無いです…

  3. テニス 緊張

    戦術

    負け試合を拾うと、経験値は倍得られるのがテニス

    「あの人、このトーナメント強いな・・・」「何だか、急に強くなっ…

  4. 戦術

    人が見向きもしないこと、にチャンスは転がっている

    勝負の世界で、勝ち残っていくには。テニスに限らず、だと私は思い…

  5. テニス ミス

    戦術

    「自分らしい失点、自分らしくない失点」という視点

    自分の獲ったポイント、ナイスなショットはしっかり覚えている。で…

  6. 戦術

    絶不調だったときにどれ位良かったか

    テニスの試合の、勝敗の中で。長い試合になると、どこで勝敗が分…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ダブルス

    フットワーク

    「結果的に入っても取れる」フットワークを
  2. テニス ポジショニング

    フットワーク

    鋭いフットワークの出足を支える、「走る方向と逆の足のキック」の基本を覚えよう
  3. テニス トレーニング

    ストローク

    自分自身でコントロールに厳しくならないと、上達は無い
  4. テニス ダブルス

    ダブルス

    試合前に自分のダブルスペアと、どんな会話してる?
  5. テニス サーブ

    ボレー

    フォアハンドボレーでポーチ!の裏技を教えます
PAGE TOP