テニス メンタル

ストローク

実際の試合では、調子の悪い相手にだって勝つのは難しい

先日のダニエル太郎選手の試合、すごかったですね!

フルセットでジョコビッチ選手に勝利したのは、本当に価値ある勝利、だったと思います。

インタビューで本人が答えていた通り、ジョコビッチ選手は本調子ではなかった・・・にせよ、勝ち切るのって大変なこと。

むしろ、調子が悪い相手って・・・やり辛くないですか?

 

実際の試合では、調子の悪い相手にだって勝つのは難しい

 


 

1.テニスの試合、調子の悪さは伝染する

みなさんも、経験あると思います。

実際の試合では、調子の悪い相手ほど、やり辛い。

当たり損ないのようなショットが目立ったり、良い球、悪い球がはっきりしているような相手って、こちらもリズムが取り辛いじゃないですか。

まだ、一定のリズムでミスが少ない相手、のほうがこちらも準備してきた作戦を使いやすいですからね。

調子が悪い相手=ラッキー!と思うのは、まだ早いんです。

 

2.相手の調子に乱されない、サーブとリターンを

これも、伝染しやすいですよね・・・。

相手のダブルフォルトが増えれば、自分も増えていく。

こういう人、多くないですか?

目の前の相手に影響を受けない、ようにするにはそれなりの工夫が必要ですからね。

サーブをしっかり振り切る、為に、相手の調子が悪いときほど、基本を徹底しましょう。

相手がネットミスが多いと、自分もネットするようなイメージ、になりがちですからね。

目の前の相手は、ただ崩れていくだけ。

自分は揺るぎない、というイメージ、すごく大事です。

 

3.「自分もミスして良いんだ」という感覚に、打ち勝つこと

これが一番、試合では大事です。

相手がミスしてるから、自分も少しくらいは良いかなと、思いたくなりますよね。

すごく、気持ちは分かります。

でも、ここで甘えに負けてはダメ。

せっかく相手が崩れてきているなら、差を広げるチャンス、じゃないですか。

手を緩めないで、自分はしっかりとしたテニスで応戦する。

これが一番、です。

 

4.ラリーが出来ない、ときでもリズムを崩さない工夫が大事

試合の中で、相手のミスが多いとラリーが続かないですから。

試合の中盤まで、ボールを打てる回数が圧倒的に少ないはず、なんです。

そうなると、厳しいですよね・・・実際に。

自分の調子も上がらない、という言い訳は成立しそうな気がします。

でも、ここで自分のリズムを崩さないように、しっかり対応するには自分が「振り切れるショット」を打つこと、ですね。

ミスしている相手を目の前にしても、自分はしっかりラケットを振る、回転をかける。

この意識だけでも、かなりミスは減るしリズムは崩れないと思いますよ。

 

相手の調子に、左右されないこと。

これって、テニスの試合では結構大変なこと、なんです。

調子が悪い相手、簡単に勝てると思ったら大間違いですから。

この部分、特に神経を使いながらいきましょう。

ピックアップ記事

  1. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  2. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  3. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  4. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  5. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを

関連記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    「ラリーが続かない」「バコバコ打って、勝つ気が無い」という部活に嫌気がさしている方へ

    アンケートにご協力頂き、約120件の皆さんに回答頂きました。中…

  2. ストローク

    「足から直そう、バックハンドストローク」テニスの試合では準備の遅さは致命的

    フォアハンドストロークとバックハンドストローク、俺の場合、比べるとフォ…

  3. テニス セルフジャッジ

    ストローク

    ラリーでつないだら、やられる・・・と感じたら、試してみたい作戦5つ

    試合の中で、苦しい場面。相手が強いと感じるのは、「つなげない」…

  4. テニス ストローク
  5. テニス リターン

    ストローク

    テニスの試合、「自分のストロークに伸びが無い」と感じたら試したい改善策4つ

    テニスの試合、ストロークに伸びが無い・・・と自分で感じることはあります…

  6. テニス ストローク

    ストローク

    テニスではストロークもボレーも「後ろから力で、勢いを付けよう」とすると上手くいかない

    テニスを始めた当初、皆さん「ホームラン」に悩まされませんでしたか?…

特集記事

  1. テニス ボレー

    その他

    「テニスのタッチプレーは、10代のうちに磨かないと伸び辛い」だからこそ、学生の皆…
  2. テニス メンタル

    ストローク

    テニスのラリーでは、「ボールは近づいて来てから見る」だと遅過ぎる
  3. テニス ストローク

    戦術

    テニスの試合で、主導権を握る方法5つ
  4. テニス 試合

    シングルス

    テニスのシングルスの試合でよくある、「攻めている選手が先に疲れてしまう」現象はな…
  5. テニス チャンス

    サーブ

    「何も準備無しで、40-0」ほど危険な状態は無い
PAGE TOP