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ふと、私も自分のテニスノートを見返してみました。
そうすると、過去の試合の結果の記録を見て気付いたこと・・・それは、6-4の勝ちと4-6の負け、が多いこと。
これって、偶然?
いや、1セットマッチでは、確かによくある終わり方だと思うんですけど、負けた試合はよく覚えています。
4-6なんだけど、結構差があると感じた試合、多いんですよね。
逆に自分が6-4で勝ったとき、は余裕が無い。
苦しくて苦しくて、最後に何とかした・・・ような試合、がほとんど。
参考になるか分かりませんが、今回はこんなテーマで書いてみたいと思います。
苦しいとき、調子が悪いときに6-4で勝つ為に必要なこと
1.1セットマッチ、最初から「6-4で勝つ」イメージで
私は毎回、試合前にこうイメージします。
まず、圧勝で勝つなんて思わない、6-4で良い。
もっと言えば、5-5からタイブレークも大歓迎、のスタンス。
苦しんで勝つこと、が好きな訳じゃないんですけど、これくらいの想定と覚悟、が試合前は大事。
「じゃあ、序盤はゆっくり?」と思うかも知れませんが、それはちょっと違います。
この6-4のスコア、で勝つ1回のブレイクは、序盤のリターンゲームと決めて挑んでいます。
2.序盤に2-0にする!絶対にする!
という覚悟、で入ります。
だからこそ、しっかり最初のゲーム、ブレイクポイントを作る。
これは、結構見逃しがちなポイントですけど、1セットマッチでは大事。
序盤に絶対、2-0にする!
この覚悟が大事です。
3.最悪、イーブンペースで進行しても良い
でも、どうやっても難しい場合は、仕方がない。
最悪、イーブンペース、1-1、2-2で進んでも良い気持ちは持っておきましょう。
でも、最初からイーブンペース、で入ろうとすると大きなチャンスを逃してしまうかも知れない。
格上相手の選手ほど、そうなんですよ。
繰り返しますが、強い相手ほど試合後半に調子を上げてくる。
だからこそ、序盤が命、くらいの入りをしましょう。
それが、結果的に6-4でのスコアにつながっていくはずです。
4.序盤にリードするから、中盤に精神的優位を保てる
実際に、苦しいのは試合の中盤。
試合って、リードしている方が辛い・・・と思うことありませんか?
私もそうです。
でも、ここはぜひ客観的に考えて欲しい。
リードしているのであれば、アナタ自身、それを「活かす」方法を最大限考えること。
「負けているから、きっと無難にこう来るだろうな・・・」というコースを、まずは潰す。
どんどんリスクを冒してもらう、そして試合を早めに諦めてもらう。
それで勝つのは、6-4で良い。
それで良いじゃないですか。
5.実力差がある相手に、圧勝しようとして足元をすくわれないように
よくあるのが、こういうケースです。
実力、実績ともに、格下の相手に「圧勝のスコア」を自分で課してしまう。
私から見れば、そんなに差は無いのに本人が過信してしまうんですよね。
そして結果的に、4-6で負けてしまう・・・ような経験、無いですか?
実力差があるからこそ、したたかに戦って6-4で勝ちましょうよ。
6-4での勝ちは、アナタの財産になる。
同時に、4-6での負け、も財産になる。
このことをぜひ、意識してみて下さい。
そして皮算用ではない、6-4での勝ちをイメージしてみること。
過信でもなく、不安でもない。
そういう精神状態は、自分から作っていかないと勝てないですよ。