「テニスが上手くなるのは、どんな人ですか?」と、たまに聞かれます。
うーん、すごく難しいんですが・・・。
何となく、逆は分かる気がするんです。
皆さんの周りにも、こういう人いませんか?
「話やLINEが、やたらと長い人」。
いや、すごく丁寧な人も多いし、個人的に好きな人も多いんですけどね。
傾向として、こういう人は大抵、テニスも何がしたいのかよく分からない場合が多い、です。
テニスって、試合の中では素早い決断力が求められる。
決めて断つ、何かを捨てるように、何かを選択していく。
実際の試合では、相手に会話するように、テニスも仕掛けていくじゃないですか。
「ボレーはどう?」
「前は走れる?」
「ストレートケア、してばっかりだよね・・・」という感じで。
悠長に長い質問や会話、をしている時間なんて無い。
パッパッと、相手と素早くやり取りしていくリズム、が試合でも練習でもテニス選手には必要なんです。
もし、アナタが「何が言いたいのか、よく分からないな・・・」と周りから言われたら、黄色信号。
それって、思っても言ってくれていない人がほとんど、ということですからね。
言われなくても、「俺って話、長いかも・・・LINEの文章も・・・」と、気付かないと。
こういう感覚、テニス選手として大事にして欲しいんです、私は。
そんな私も、自分はすごく話が長いと・・・思っています。
文章も拙い、だからこそ「短くテンポ良く」を心がけているつもりです。
テニスを通じて、私はちょっとずつ変えていける自分に、出会えてきている。
これが楽しいから、テニスも記事の更新も、止められないんだと思います。
テニスって、突き詰めても遊びですし手段、でしかない。
その手段を使って、皆さんはどんな世界を自分で旅したいのか。
「テニスを通じて、こんなに自分が変われた」と思える人が、少しでも増えて欲しい。
そうじゃないと、楽しくないですからね。
試合に勝つためにチャレンジしていくこと、辛く険しい道ですが頑張っていきましょう!
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