テニス フットワーク

メンタル

テニス部の偉大なリーダーが抜けたとき、こそ最大の成長のときである

新学期、新入生、新体制・・・。

アナタのテニス部やサークル、チームも、新しい幹部や態勢で、頑張ろう!という時期だと思います。

でも、その前のキャプテン、部長が凄かった、偉大だった・・・後に任される人は、大変ですよね。

周りの部員も、「大丈夫かな・・・」と不安なはず。

でも、それって一番のチャンス!なんです。

 

テニス部の偉大なリーダーが抜けたとき、こそ最大の成長のときである

 


 

1.きっとこの先、アナタも仕事で経験するだろう

まず、アナタはラッキーです。

テニスを通じて、普通の人が恐らく仕事で体験するであろうことを、事前に体験出来るのですから。

偉大なリーダーが抜ける、ときはチームにとってピンチでもありチャンス。

「あの人の後のキャプテン、自分に出来るだろうか・・・?」

「実績のある先輩がいなくなって、不安ばっかりだ・・・」

と思っている皆さん、今経験していることって、今後の人生でも絶対たくさん、経験していくことなんです。

優秀な先輩が異動になる、急に上司が退職する、引継ぎもままならないままに、仕事だけどんどん増えていく。

でも、経験した社会人の方なら分かるでしょう。

このとき、この瞬間ほど、自分を成長出来る時間は無い。

嫌でも必死、で頑張りますからね。

それはテニスだって、一緒です。

 

2.誰かの「穴を埋めよう」と思ってはいけない

まず、前任者と比較すること、は無意味。

アナタらしく、チームのことを考えて練習を決めていけば良いし、周りに頼って良い。

大事なのは、アナタ自身が「変化」出来るかどうかです。

正解なんて、無いのです。

去年まで、もしかしたら先輩に「付いていく」だけだったかも知れない自分を、変えていく。

そのきっかけになるのが、こういった4月、新しい態勢でスタートする時期です。

穴を埋める、代わりになるなんていう考えは、捨てるくらいで良いでしょう。

 

3.「人在りて、我在り」の精神で

テニスは、一人では出来ない。

それは、試合も練習も同じです。

周りの人がいて、自分がいる、活かされる。

この意識を、ぜひ学生の皆さん、そして社会人でテニスを頑張る全ての人に、持って欲しいと思います。

人を大切に出来る、その時点できっとアナタも偉大でしょう。

引っ張っていく、という強い意志も大事ですが、それだけだと絶対にしんどい。

結果が出ないと、それもまたプレッシャーになりますからね・・・。

リラックスして周りに頼る、くらいの方が、試合でも勝てるようになっているはず。

気が付けばリーダー、になっているかも知れませんね。

 

焦ることは、ありません。

中学・高校3年生、大学4年生の皆さんは、気持ちも高ぶっているかも知れませんが、まずは地に足を付けて。

大事な大会まで、どう過ごすのかを考えてみましょう。

偉大なリーダー、先輩がいたのなら、相談するのも良い。

きっと温かく、アナタを見守ってくれているはずです。

 

今回のまとめ

変化のときこそ成長出来るとき、それはテニスも仕事とも一緒です

 

ピックアップ記事

  1. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  2. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  3. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった
  4. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  5. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    「テニスの試合で勝てない人には共通点がある」アナタ自身でチェックして欲しい項目5つ

    「テニスの試合で勝つ為に」をテーマに記事を書かせて頂いている中で、身に…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    調子は悪くなる、だからその時間を短くしたい

    試合前は、良いイメージばかり。「今日は勝つぞ!」と思って勇んで…

  3. テニス サーブ

    メンタル

    テニスの試合でのメンタルはコントロールできる!アナタは「自分の表情」を意識したことありますか?

    テニスの試合で強い人、あまり表情が乱れない、どこかクールな印象はありま…

  4. メンタル

    「順調に試合を運べていると感じたら、危ない」試合を勝ち切れない人は、最後の最後に隙だらけ

    どんなスポーツの試合にも、逆転は付き物。自分が逆転する側になる…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    「テニスの試合でチャンスを引き出す力」が、実力の拮抗した相手を倒す原動力に

    上のレベルの試合になると、ラリーの中で我慢しないとなかなかチャンスが来…

  6. テニス ミス

    メンタル

    「1本集中!」ばかり口癖にしていては、狼少年になる

    試合会場を見ていると、この声がいつも響き渡る。「1本集中!」…

特集記事

  1. メンタル

    相手が良いプレーでポイントを獲った後には、「間を空けてリセットすること」がテニス…
  2. リターン

    リターンを低く、鋭く沈めるコツとは?
  3. テニス スマッシュ

    練習メニュー

    身近に上手い人がいるなら、テニスは教わるよりも感じれるようになろう
  4. テニス 人脈

    メンタル

    試合で緊張する場面で、「いつも通りのプレーに戻す」具体的な方法5つ
  5. ストローク

    両手バックハンドを捨てたからこそ、今の片手バックハンドがあると思う
PAGE TOP