テニス ボレー

リターン

ダブルフォルトは、「積極的にもらいに」いかないと!

「あぁ・・・このポイント、ダブってくれないかな・・・」と、思うときありますよね。

30-30や30-40のようなとき、つい祈ったことがある経験がある人、ほとんどだと思います。

でも、祈ったり願ったりするよりは・・・もっと具体的に、ダブルフォルトをもらいにいってみませんか?

ちょっとした発想で、ダブルフォルトを・・・もらえるテニスが出来るかも知れません。

 

ダブルフォルトは、「積極的にもらいに」いかないと!

 


 

■相手のセカンドサーブに、どうプレッシャーをかけていくか

まず、こう考えてみましょう。

相手のセカンドサーブ、に対してプレッシャーをかける。

このプレッシャーが効いてくれる相手であれば、ダブルフォルトを量産してくれる可能性が高くなります。

「うーん、よく分からない・・・」という方も、自分がサーブを打つ側の立場になって考えてみて欲しい。

きっと、経験があるはずです。

ダブルフォルトしてしまうときって、セカンドサーブを打ちながらどこかそんな「雰囲気」があるはずですから。

 

■「どんなリターンが来るか分からない・・・」と、相手に思わせれば勝ち

リターンのバリエーション、増やしましょう!

これだけで、相手はかなりプレッシャーに感じてくれるはずです。

コースを散らす、ドロップショットリターンで前後に緩急を付ける、もしくはリターンダッシュをしてみる。

この3つの方法だけでも、相手は「セカンドサーブは攻撃されるな・・・どうしよう・・・」と思ってくれるはず。

セカンドサーブを打ちながら、自分は次の構えをしないといけないし、そもそも相手は攻撃的にリターンから攻撃して来る。

もう、セカンドサーブへの集中力は、だいぶ削がれているはずです。

どうですか・・・?

リターンを一本調子にするのではなく、意図的にコースを散らして、的を絞らせない。

この意識、大事です。

 

■同じようなリターンを続けていては、サーバーのリズムを良くしていくだけ

同じようなリターンを繰り返すこと、アナタは無意識で試合の中でやっているかも知れません。

例えば、ダブルスの試合。

サーブ&ボレーで並行陣、ガンガン攻め込まれる人は、大抵リターンをクロスに沈めることしか考えていない。

1本でもストレートにロブ、を打っていれば、それだけ相手のセカンドサーブにプレッシャーをかけられる。

リターンのコースが、何種類かある・・・と思うだけで、セカンドサーブを打つ集中力は乱れていくのです。

同じようなリターンばかり、では相手もダブルフォルト、してくれませんよ。

それどころか、どんどんサーブの調子を上げて・・・くるでしょう。

 

試合の中で、嫌なリターンを打てる選手かどうか。

この点は、相手のダブルフォルトをいかに引き出せるかが物差しになる。

もちろん、マナー違反なことをしてダブルフォルトを誘発してもそれはダメ、続かないですし。

いかに精神的にプレッシャーをかけて、ダブルフォルトをもらえるかを考えましょう。

意外と・・・格上相手の選手でも、崩れてくれるかも知れませんよ。

ピックアップ記事

  1. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」
  2. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  3. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!
  4. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  5. ラジオ番組、始めました!

関連記事

  1. テニス ダブルス

    リターン

    リターンは踏み込みながら、壁を作ってストレートへ

    ダブルスの試合で、なかなかストレートへリターンを打てないとお悩みのみな…

  2. テニス ストローク

    リターン

    速いサーブにリターンが弾かれる人は、この基本を見直そう

    リターンゲームで、サーブが返せない。強い相手との試合だと、それだけ…

  3. テニス リターン
  4. リターン

    相手に差を見せる、ことがリターンゲームでは大事

    差を作って、相手に意識させること。これが、リターンゲームでは…

  5. テニス ストローク

    リターン

    テニスの試合、緊張した場面で「ゆるくて遅いサーブが返し辛い・・・」人は、何を意識すれば良い?

    速いサーブも嫌だけど、試合の緊張した場面では「ゆるくて遅いサーブ」も嫌…

  6. テニス メンタル

    リターン

    「ブロックリターンが使えると、試合にリズムが作れる」相手に決めらるのはOK、と割り切って

    リターンが苦手な人は、良いサーブでも同じようにリターンして失敗する。…

特集記事

  1. テニス スマッシュ

    フットワーク

    試合では、「はいキター、ありがとー!」という感覚で
  2. テニス ダブルス

    ストローク

    いわゆるテニスの「普通のストローク」とは、全て打点が低いと自覚しよう
  3. テニス 予測

    メンタル

    「今日を変えないと、明日は変わらない」ことに気付いた人から、テニスも強くなる
  4. テニス シングルス

    シングルス

    アナタのシングルスの試合を勝利に導く、30のポイント
  5. テニス ダブルス

    サーブ

    ダブルスの試合のタイブレークで勝ちきれない人は、「今までのゲームとは違う場所から…
PAGE TOP