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テニスの試合は、必ず勝敗がつく。
あの全豪オープン決勝、フェデラー選手とナダル選手との試合だって、引き分けにはならない。
だからこそ、試合は面白いとも言える。
でも勝つために、何が必要か。
それは、周りとの「違い」を作ることに他ならないのです。
その覚悟、アナタにはありますか?
テニス選手として、「普通であろうとする自分」に危機感はあるか?
1.個性的な選手は、日本から確実に減っている
学生でもジュニア選手でも、最近は本当に上手い選手は多い。
でも一風変わった、何か自分の技術にこだわりがあるような選手は、減ったように思う。
簡単に負けない、でも強い相手に勝つことも少ない・・・。
いや、昔も大して今と変わらなかったのかも知れない。
なぜなら、皆さんご存知の通り日本は「周りと同じ」ことが高く評価される国。
これって、テニス選手としては非常に危機感を覚えないといけない部分。
だって、みんなと同じなら、勝つ為の違い、を作ることが難しい訳ですから。
2.人との違いを、どこで作るのかを考えていこう
学生の皆さんでも、ベテランやご年配のシニアプレイヤーの方でも、一緒です。
私なら、まずショットの「多彩さ」で勝負したい。
そしてこんな記事を書いているくらいですから、相手を観察して弱点を突いていくのは得意にしている、と思っています。
ここで差を作って、相手に勝つ。
もちろん、負けることだってたくさんあります。
ですが、それは自分が作った違いを、相手が更に凌駕してくる「何か」で抑え込んできたとき。
まずもって、自分に「差」を作れるどんなテニスが出来るのか、を考えておくことが大事です。
3.無意識に生活していれば、人は「普通」で終わる
試合に勝ちたいなら、無意識に生活していてはダメ。
漫然と練習して、周りに何一つ好奇心を抱かないようでは、テニスの上達なんて見込めない。
いや、上手くはなるでしょう。
なぜなら、それは自分自身で見つけ出す、非常に深い部分の作業だから。
普通でいることに、どこか危機感を持ちましょう。
そこから、アナタのテニス選手としての自立が始まるのです。
学校の部活、サークル、「そんなに大げさな話にしなくても・・・」と、思った方、多いでしょう。
確かにそうかも知れません。
ですが、私は思うんです。
遊びのテニス、趣味のテニスでも、そこで自分を確立できない人は仕事も勉強もきっと難しい。
テニスだからこそ、頑張ってみることに価値があるんだと思います。
「普通」を卒業、してみませんか?