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「ミスした後の注意点」を理解すると、テニスの試合は気持ちがすごく楽になる!

目次

テニスはミスが多い方が負け。

いつもそう言っているけど、かと言ってミスを一本もしないで試合をするなんて無理な話。

大事なことはミスをした後、気にしないでちゃんとプレー出来るかどうかなんだよ。

 

「ミスした後の注意点」を理解すると、テニスの試合は気持ちがすごく楽になる!

 


 

でも試合中にミスをすると、それが失点となって相手ポイントとして表示されるから、気にしてしまう。

例えばダブルスフォルトをしてしまうと、0-15だ。

気にしないでおこうと思っても、記録としてスコアに残るので、意外とミスしたことを頭の片隅に残してしまい、プレーに影響してしまう事が多い。

 

気になる人は、次のポイントの時に「次はミスしないようにしよう・・・」と慎重にプレーをする

そこで、その慎重なプレーを「無理しないテニス」という風に解釈すれば良いんだけど、「もっとボールをよく見よう」って思ってしまって、待ち過ぎてしまうプレーをしてしまうと、余計にミスの条件が増えてしまう。

ストロークの場合、よくあるのは打点を落とし過ぎてしまう人。

いつもは前に迎えに行って、丁度良い打点の高さを保っているのに、ジッと見過ぎて待ってしまうので、その分ボールが落ちてしまって低い打点になり、回転は掛かるけどネットを全然越えなくなってしまう。

 

見過ぎてしまった結果、低すぎる打点と待っている分重心も後ろに掛かり過ぎてしまうのだ

このパターンに陥ってしまう人は、ミスを気にし過ぎたことが原因だよね。

実に勿体ないパターンだ。

この「見過ぎて」というパターンは、サーブとかスマッシュもよく見かけるよ。

ダブルフォルトをキッカケに、トスも打点も低くなってしまう人、スマッシュも腕が縮こまってラケットの根元で打っている人、よくいるでしょ?

 



 

だからこそ、調子いい時の自分はどんな打ち方をしているか、普段からちゃんと覚えておく必要がある

調子いい時って、どんどんボールに向かって行けるんだよ。

だから、ストロークもボレーも、相手が打ったボールに対して迎えに行きながら打とうとするから、準備も早く出来るし足も前へ前へステップを踏み出せる。

でも「よく見よう」と思うと、迎えに行かずに待ってしまうから準備も遅くなり足も止まり、結果打点が後ろにずれてしまうし、重心も後ろになりやい。

スマッシュもサーブも待ち過ぎて打点が詰まるのだ。

なので、試合中にミスをしてしまった時には、まずは気にしないでいつも通りの普通プレーをすることが一番だけど、足を止めて待つテニスになりやすいから、前へ迎えにいくことだけは意識した方がいいかもね。

ミスと上手に付き合っていこう。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

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