テニス サーブ

戦術

自分が認識しているテニスと、周りから見られているテニスは違う

ふと昨日、テレビを観ていた中で感じたこと。

自分のプロフィール写真は、自分で選んではいけない、という説について、これはテニスでも同じだなと感じました。

自分が認識している「最高の自我撮りの一枚」と、「周りが最高だと思う一枚」は、かなり認識の違いがあるという点。

テニスも、実は近しい要素がたくさんあると私は思います。

 

自分が認識しているテニスと、周りから見られているテニスは違う

 


 

自分のテニスを観続けていると、親近感が湧いてしまう

自分の顔は、いつも自分が観ている。

だからこそ、慣れ親しんで親近感が湧いて、つい「同じ見方」を繰り返してしまうのです。

そして「自分の顔は、こういう顔」という先入観が生まれてしまう。

他人からどう観られているかは、気にしない・・・だって、自分のことは自分が一番よく知っている!と、思ってしまうんですよね。

テニスも同じ、じゃないですか?

 

例えばありのままの動画を観て、違和感ありませんか?

アナタ自身、自分の試合を動画に撮って観て欲しい。

きっと、自分の認識とギャップがあるはず・・・なんです。

「こんな打ち方してたの?」

「なんで今の場所から、あそこに打つの!?」

と、自分を責めたくなるのが当たり前。

それくらい、自分のセルフイメージと乖離している、ことにまず気付かないと、どんなアドバイスも上の空でしょう。

違和感を感じて、そこからがテニス選手としてのスタート。

周りから、自分は観られている。

そして自分も常に、自分自身を客観視していくところから、全ては始まるのです。

 

自分の武器や弱点、見直してみない?

良い機会ですから、周りに聞いてみましょう。

自分が思っている武器や弱点は、意外と逆だったりもします。

つまり、自分が武器だと思っている部分に、相手は全くプレッシャーに感じていない。

逆に弱点だと思って隠している部分が、相手が恐れる部分だったりもします。

試合を対戦したい相手、まずは身近な仲間から聞いてみると、意外なヒントをもらえたりするもの。

やらないと・・・損ですよ。

 

でも、実際は怖いですよね、周りに自分のテニスについて聞くの。

人は誰でも、人に評価されるのを怖がるんです。

「遠慮して言ってもらえないだろうな・・・」と思うと、つい聞くのが怖くなる。

でも、試合に勝ちたい、テニスを強くなりたいなら周りを使う意識も大事。

きっと大丈夫、アナタの仲間ならたくさん良いところ、も明らかにしてくれると思いますよ。

ピックアップ記事

  1. テニス部・テニスサークルとして勝てる集団になりたいなら、「スコアシート」は欠かせ…
  2. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  3. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  4. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  5. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ

関連記事

  1. テニス スマッシュ

    戦術

    「自分が攻撃しているのか、させられているのか」は、常に意識を

    皆さんは、試合の中でこんな感覚を覚えたことありますか?「相手の…

  2. テニス ボレー

    戦術

    「速いボールを遅くする」というショット技術は、テニスの試合で鍵になってくる

    テニスの試合って、みなさん打ち合うスピード、をどの程度意識していますか…

  3. 戦術

    試合中に、ボーッとしてしまう…

    みなさんは、こういう経験無いでしょうか?こういうブログを書い…

  4. 戦術

    接触プレーが無いテニス、だからプレッシャーは甘くなる

    テニスはネットを挟んで、相手と相対する競技。こ同じような競技は…

  5. テニス マナー

    戦術

    夏こそ「先手必勝」、がテニスの試合の基本

    これからの時期の試合、考えるだけでも辛いですよね。でも、だから…

  6. 戦術

    なぜ試合では、「予測が外れること」が大事なのか

    試合の中では、駆け引きと予測が大事。これは何度も、書いて来ま…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    実際の試合では、調子の悪い相手にだって勝つのは難しい
  2. ストローク

    攻撃的なスライス、防戦一方のスライス
  3. テニス メンタル

    その他

    テニスの試合、「ナイターになったら球が急に速くなる?」人の眼の特性を知っておいて…
  4. テニス スライス

    ストローク

    横に走ってストローク、を少し膨らませたフットワークにして攻撃的に
  5. 練習メニュー

    上級者とのラリーのコツ、教えます
PAGE TOP