6月に入り、もう梅雨本番、ですね。
ジメジメした時期になりましたが、昨日と今日は、全国各地でインターハイ予選が佳境、じゃないでしょうか。
団体戦が終わり個人戦、敗退したら即テニス部引退という方も多いでしょう。
まずは、3年生の皆さん、本当にお疲れ様でした・・・。
色々と厳しいことも書いてきましたが、まずテニスをしっかり続ける、受験や進路と両立させながらやり切るのって、本当に大変なことです。
「いや、結局テニスは中途半端なままだった・・・」と、後悔している人も多いでしょう。
そう考える限り、アナタはまだまだ強くなれるし、きっとこれからもテニスだけじゃない、人生のたくさんの難しい問題に立ち向かっていけるはず。
もちろん、全国大会出場、目標としていた結果が得られなかった悔しさはあるでしょうが、しっかり「引退出来る」ことに、まずは自分を褒めてあげて良いんじゃないかと思います。
そもそも、テニスやスポーツって、難しい。
自分の調子が最高に良いと思っても、それに結果が伴うとは限らない。
相手がいるスポーツだし、駆け引きもあれば、調子も試合の中で変化する。
相手からのプレッシャーを感じて、試合の後半でプレーが変わることも多いでしょう。
調子が良いときに勝つことが出来ないと、本当に落ち込みますよね・・・でも、それがテニスです。
それが、スポーツであり、人生のようなもの。
自分の調子だけで、結果が伴ってくれるなら苦労はしない。
今回、テニス部を引退していく皆さんにも、同じことを伝えたいと思います。
テニスの試合に負けることは、自分自身を否定された訳では無い。
辛い時間を乗り越えて、またぜひ戻って来て欲しいと思っています。
皆さんの引退は、プロ選手の引退ではない。
また、テニスコートに戻って来るための、助走期間のようなもの。
私は、インターハイに出場する選手も素晴らしいと思いますが、テニスをしっかり続けて引退していく。
そしてまた、いつかコートに戻って来て生涯ラケットを握って、黄色いボールを追いかけられる人。
そんな人も、本当に心から素晴らしいと思っています。
受験勉強の合間にでも、たまにT-PRESSを覗きに来てもらえれば、私も嬉しいです。
これからも、宜しくお願いします!
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