目次
明日、試合がある。
そういう人は、明日の試合の事を想定して、今現在の自分は何が出来るのか・・・を考えながら練習しないといけない。
しかし、明日、明後日や今週末・・・とかじゃなくて数か月先だとか、来年の春の大会・・・という遠い先の事を考えて、それまでに数段レベルを上げようと考えての練習であれば、またそれは大きく違ってくる。
「強豪と対戦する日のためにも」日々のテニスの練習で意識しておきたいポイント
遠い未来の自分は、当然今よりも格段にレベルは上がっていないといけない。
となると、相手選手のレベルも上がっているという事。
練習の中でイメージする相手もレベルを上げておかないと、当然テニスの成長はあまりない。
もちろん練習相手にレベルが高い人を呼べたら、それが一番なんだけど、やっぱり練習相手って今の自分と同じくらいの人が多くなるでしょ?
それよりも強い人達って何が違ってくるのかな。
強い人って言ってもそれぞれ違うんだけど、基本的には強くなればなるほど、より安定感は増すし、よりプレッシャーをかけて攻撃してくる。
だから、練習の中でもそんなハイレベルな人達と対戦する日の事を考えて、今以上に徹底した安定感とそれとは対照的に、完璧なガードを打ち崩す攻撃パターンを練習しておかないといけない。
同じレベルだとどうしても、「これくらいやってりゃ、ミスしてくれるでしょ?」って感覚が甘くなるんだよ
強い人達のイメージを頭に描くためにも、ハイレベルな人のテニスを観る機会も作れるようにね。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ