ダブルス

もしもテニスに「3人制のトリプル」という種目があったら‥と考えてみる

目次

テニスはシングルスかダブルス。

戦う人数は1人か2人、なスポーツですが、ここで新たに3人、というルールを考えてみる。

「頭がおかしくなったの?」と思った方もいると思いますが、私はこういう発想は大事だと思います。

アナタなら、どんなテニスがイメージ出来ますか?

 

もしもテニスに「3人制のトリプル」という種目があったら‥と考えてみる

 


 

■もし3人でテニスが出来るなら・・・

私は陣形を、前2人に設定します。

自分がサーブのときには、2人がしゃがんでダブルIフォーメーション、のような形。

とにかく徹底的に前を潰して、山なりのボールを出来るだけスマッシュしていく。

この形がしっかり出来ると、試合でも強いでしょう。

後ろの選手は、とにかく足が速くて左右に振られたロブを返球し続ける・・・みたいな感じでしょうか。

3人になったら、と考えるとすごく攻撃的な陣形になる。

のはもちろん、あえて守備的な陣形も可能です。

後ろに3人並べてみるのも有りですね。

頭の中で考えると、少し楽しくないですか?

 

■なぜ、3人制のテニスを今回考えてみたのか?

今回、目的は3人制のテニスをやってみる、ことではありません。

いや、やってみても面白いのですが、私が伝えたかったのは、「3人でもコート全部を守るのには、無理がある」ということ。

後ろで3人並んでも、前は空いています。

2人、1人と前と後ろで分けても、1人の方が絶対薄くなる。

つまり、3人でも難しいのに、2人で全部を完璧に守ろうと考えるには、もっと無理があるということ。

上手く「守りが堅い部分、薄い部分」を作ることが大事なのです。

 

■自分たちの弱点は「意図的に作る」から作戦が有効になる

私はいつも、ダブルスでは「自分たちの弱点を作ろう」と考えています。

いわば、捨てるところ。

ときにリスクを取って攻撃、守備をしないと、強い相手には絶対に勝てない。

完璧な陣形が無いからこそ、守りが堅い、薄い箇所を自分たちでコントロールする。

コントロール出来ていれば、相手に合わせられますよね。

相手がロブが多ければ、後ろを厚く守ることも出来る。

3人でテニスコートを守ることを考えると、2人の無力さに気付くはずです。

そこからが、スタートです!

 

ダブルスは、意外と2人いるから守れる、責めれる・・・と思っていませんか?

甘い。

たった2人では、コート全体を守るなんて到底無理。

相手がどこにでも打てる、球種が豊富な相手であればなおさらです。

やるべきことは、決断して自分たちの陣形を変えていくこと、強みと弱みを共通認識で持っておくこと、です。

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