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「相手がどこに打つか分かるかい?」テニスの試合で必要な予測と思い切った実践力

相手選手がサーブを打とうとしているとする。

レシーブのあなたはそのサーブがどこに飛んでくるのか、予測出来るだろうか。

ダブルスでボレーにいる時、正面のストロークがクロスに打つかストレートに打つか・・・それを予測出来るだろうか。

 

「相手がどこに打つか分かるかい?」テニスの試合で必要な予測と思い切った実践力

 

 

1.テニス選手に必要な、予測力と実践力

サーブのコースを予測することが出来れば、思い切ってフォアに回り込むこともしやすいし、サーブのバウンド地点に突っ込んで行ってレシーブアタックで仕掛けることもやりやすくなる。

ダブルスの中で、相手ストロークがクロスに打つのかストレートに打つのかを予測出来れば、あなたがボレーにいる時、ポーチでプレッシャーをかけやすくなる。

そんな、現在あなたの予測的中率はどのくらいなのか、ちゃんと分かっているのかな?

もちろん予測的中率100%って人はいないだろう。

80%くらい的中・・・であれば、かなり思い切って色んなことを仕掛けることが出来る。

しかも相手のナイスショットも予測した分、きちんと対処出来るはず。

これは凄い的中率だと思うよ。

50%の割合で的中っていうのもなかなかの確率。

20%~30%の的中率となるとちょっと自信が持てないね。

そうなると一応予想はしてみたけど、その予測データは、全然使えない状態だから結局相手が打った後にそのショットを追いかける形となる。

当然後手に回りやすいし、スムーズにスタートが切れない分体力の消耗も大きくなる。

テニスのレベルを上げる為には、予測的中率アップは必要なことなんだよね。

 

2.予測が出来るようにするためにはどうすれば良いのか

必要なのは観察力と学習能力。

観察力で相手の表情や目線、打つ瞬間の身体の向きや打点の位置から、どこにボールが飛んできそうか予測したいのだが、レベルの高い選手って、その辺りを上手く隠すどころか、むしろ違うコースを臭わせたりする。

なので実は打つ瞬間の観察はさほど重要じゃない。

それよりもしっかり観察してもらいたいのは心理面。

相手は強気な状態なのか守りの状態なのか・・・である。

ダブルスで自分がボレーにいる場合は、相手は自分の存在を恐れている(気にしている)のか何も気にしてないのか。

それらを相手のショット何本かのデータとその時のスコアを参考にして予測出来るようにしたい。

学習能力の方も予測するためには絶対必要。

その試合中、相手はどういうコースによく打つのかを覚えておけば当然次に打つコースは予測しやすいからね。

例えばフォアハンドストロークの場合はどのコースが得意で、どのコースにはあまり打って来ないかなど。

更に、それが大事な場面になるとどこのコースになる可能性が高くなるとか、チャンスであればあそこによく打ってくるなどをちゃんと覚えておけば、その時のシチュエーションに似た場面では予測しやすくなるでしょ?

 



 

3.もちろん配球パターンも覚えておく必要がある

でもより正確な予測が出来るようになるためにも、その予測を有効に使うためにも、まずはその予測に従って思い切った行動を取ってみる・・・ということをどんどんやってもらいたい。

レシーブにいる時、相手サーブがこちらのバックを狙っていると予測したら、相手サーブが打ったと同時に思い切って回り込みのフォアをやってみるとか、ダブルスでボレーにいる時正面の選手がクロスに打つと予測したら、相手がクロスに打つのを確認する前に思い切ってポーチへ出るとかね。

とにかく試合や練習をたくさんやっていれば、色んな人間の色んなパターンを観るからある程度予測する力は付く。

でもね、大事なことは自分が予測したデータを信じて、思い切った行動を起こしているかどうかなんだよ。

何となく予測はするけど、その予測を信じて先回りしたプレーをどれだけ試合の中に盛り込めているか・・・が、テニスの駆け引きの中には必要となるのである。

 

4.「でもその予測が外れてたら・・・」なんて考えない

もともと100%の的中率なんかあり得ないんだから。

相手が脅威に感じることは何かと言うと、予測が的中するかどうかよりも実は、その予測を信じて思い切った仕掛けをやってくる選手かどうかなんだよね。

だからまずは予測してみよう。

そしてその予測を信じて思い切った仕掛けをしてみよう。

それを続けることで予測力が上がるし、相手へのプレッシャーも増やせるようになる。

何よりも自分への信頼感を築くキッカケとなる。

まずは今現在も予測的中率を探ってみよう。

予測して、それを信じて思い切った仕掛けをしてみる。

それが相手に勝つというテニスなんだよ。

相手が打った後のボールをただ追いかけているようでは、これ以上君のテニスは先に進めない。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

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