目次
ダブルスの試合は、サーブ&ボレーを使うケースが多い。
並行陣でプレーしていくテニス、をテニススクールでも中級からは練習していくと思います。
そのときに、しっかりファーストボレーを相手コート深くに、打っていきたい。
それも浮いたボールではなく・・・ですね。
ダブルスのサーブ&ボレーで、「ファーストボレーが浮いてしまう」人がチェックしたい3つのポイント
■浮いたファーストボレーは、相手前衛の餌食になる
レベルが上がってくると、並行陣相手にリターンを沈めるのが当たり前。
いかにローボレーやハーフボレーを、「浮かさないか」が大事になります。
浮いていなければ、相手前衛がポーチに出てきても、さほど怖くない。
浮かないように、しっかり深く打つには3つのポイントがあります。
1.打点を前に取り過ぎない
焦って速くラケットを出してしまうと、ボレーが浮いてしまう。
しっかり引き付けて、横向きの体制でボレー出来ると抑えが効いた良いボレーになります。
慌ててラケットを前に出してしまわないように、まずはしっかりボールを見る、自分の間にまで引き付けることが大事。
リターンに怯えず、しっかりどっしり構えましょう。
2.目線を低くする
遠くなると合わせるだけのボレーになって、ボールは浮いたような返球になる。
目線が低ければ、それだけしっかりボールにスライス回転をかけることが出来るので、抑えが効く。
ボールの下を打ち過ぎているときには、打点と顔の距離を近づけましょう。
3.しっかり相手が打つときに、止まること
スプリットステップは、しっかりタイミングが合ってますか?
相手がリターンする瞬間には、しっかりどちらに飛んできても反応出来るように準備する。
意外と、リターンしている瞬間にまだ前に走っている選手が多い。
また相手のレベルが上がればリターンも前に踏み込んでくる。
そんな相手には、意識してタイミングを速くステップを踏むことも大事です。
■スライス回転をかけるけど、ボールの下側を打ち過ぎない
そもそも、リターンにもかなり力がある。
ボール自体に力があるので、その向きを変えてあげるくらいの意識で、ファーストボレーはOK。
だからこそ、下側を打ち過ぎるとボールは浮いてしまいます。
ボレーですので、上から入ってしっかりボールの後ろを打つことが大事。
あくまでラケット面は上向き、ですがボールの下を打ち過ぎないようにしましょう。
しっかり意識すれば、ファーストボレーは変わります。
リターンを沈められたらお決まりのように浮いてしまう、ような選手は前衛の餌食になる。
サーブ&ボレー、で並行陣を武器にしたいなら「抑えが効いた」ファーストボレーは必須。
今一度、自分のファーストボレーの軌道に神経質になってみましょう。
並行陣、しっかり武器にしていきたいですね。