テニス メンタル

戦術

テニスの試合、「たまたま調子が悪い日」を無くす5つの方法

試合の調子には波がある。

誰でもそうですが、試合に強い人はその波を最小限に抑えることが出来る。

調子の良い日を大事な試合の日、にもってくるよりも大事なこと。

それは、トーナメントを勝ちあげる為に「たまたま、調子がわるい日を無くす」こと。

具体的に、どんな項目にチェックしておけば良いのかまとめてみました。

 

テニスの試合、「たまたま調子が悪い日」を無くす5つの方法

 


 

1.ガットの状態を一定にする

見落とされがちですが、ガットの状態はテニスに直接影響する。

「どうもアウトが多いな・・・」と思っているときには、ただガットが緩んでいるだけの場合が多い。

出来るだけガットはまめに張り替えて、試合のときには毎回同じ状態をキープ出来るようにしましょう。

 

2.試合のときに着るウェア

練習のときと試合のとき、来ているウェアは微妙に違いますよね。

これも調子を狂わせる原因になります。

試合で着るウェアが決まっているのであれば、それに近い素材や作りの練習用ウェアも用意する。

細かい部分かもしれませんが、結構着心地って大事です。

 

3.気温と湿度に神経質になる

これはコントロール出来ませんが、アナタが調子を乱すときに要因となることが多いのが気温と湿度。

私は特に寒い日が苦手でした。

苦手と分かっているから、対策もしっかり取れる。

気温が低いと分かっていれば防寒対策が大事、湿度が低いのであれば水分補給もまめになりますよね。

アナタ自身、こういった気候にどの程度左右されているのかは常にチェックしましょう。

 

4.体温や心拍数の確認

自分の身体を知る、という意味ではスポーツ選手で体温と心拍数を確認している選手は多い。

テニスノートに記録して、自分の調子との相関関係を確認しておくと、何か変化があるときに予防しやすい。

3.のように気候との兼ね合いも、分かってくるでしょう。

 

5.前日、朝の過ごし方を一定にする

調子が悪いと感じるときは、前日の夜から当日の朝にかけて、何かがおかしい。

寝坊した、朝食を抜いた、夜更かしした、など、言い訳に出来そうなことばかりですよね。

試合前の過ごし方を一定にする、決まりを作れば調子の波も決まってくる。

自分なりに、やることよりも「やらないこと」を決めておくことが大事です。

 

たまたま調子が悪い、なんてことは実はそんなに無い。

調子が悪いのには根拠があるし、それを「調子」という言葉で言い訳にしているだけ。

だからこそ、アナタ自身でその根拠を探っていくことが大事。

準備しても、調子が悪いときがあるかも知れません。

でも・・・それも含めてアナタの実力、ですね。

ピックアップ記事

  1. 6/24(火) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in テニス…
  2. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  3. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう
  4. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  5. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について

関連記事

  1. 戦術

    チャンスをいかに決めるか、の前にチャンスを数多く作ろう

    テニスの試合の中で、必要な考え方。特に「自分はチャンスに弱い・…

  2. 戦術

    試合で「集中」なんて、急には出来ない

    一本集中!この言葉、何度聞いたか分かりません。もちろん…

  3. 戦術

    センスとは、即ち合理性

    テニスを続けていると、何度となく「センス」という言葉を耳にします。…

  4. テニス メンタル

    戦術

    「挽回っ!」という言葉だけ出す癖、負け癖への第一歩

    テニスの試合会場でよく聞く言葉。ダブルスの試合で、ペアと一番掛…

  5. 戦術

    「自分たちは、何を目指してるんだ?」

    改めて、これを確認しましょう。もう今年も、1月が終わろうとし…

  6. 戦術

    持っているショットを、マネジメントするのがテニス選手

    テニスの試合、1セット待ちなら30分から1時間くらい。だいたい…

特集記事

  1. テニス 観察眼

    戦術

    相手のミスで得点、嬉しい?嬉しくない?
  2. テニス リターン

    リターン

    リターンミスが多い人は、〇〇だけ意識しよう
  3. テニス ストローク

    ストローク

    今も昔も、「ストロークの変わらない基本は、前に踏み込んで打つ!」この基本、忘れて…
  4. ストローク

    今一度考えて欲しい、「速くて低いストロークと、山なりで深いストローク」は、どちら…
  5. テニス リターン

    シングルス

    シングルスの試合で、粘り強いストローカー相手の攻撃は「逆を突いて前で仕留める形」…
PAGE TOP