何となくですが、最近感じること。
それは、「シングルスの試合に出ている人」が、ダブルスの試合でも強いということです。
これは、学生や一般、シニア、区別なく私が感じていることです。
ダブルスには、もちろんダブルスらしいプレーもあるし、経験も必要。
でも、やっぱりテニスの試合って、非日常の世界。
それが、より感じられるのはシングルスの試合、だと思うんですよね。
どう考えても、テニスの試合で一番の敵は自分自身です。
自分自身に勝たないと、自分の身体を動かせない。
動かせないから、試合に勝てない。
ここに気付くには、シングルスのような試合が一番、なんですよ。
試合って、どこまでも非日常の世界。
だって、対戦相手と勝つか負けるかの、真剣勝負ですからね。
私たちの生活では、いつも周りに人がいます。
その人、とは、基本的に仲間でしょう、味方でしょう。
家族であったり同僚であったり、アナタ自身を攻撃してくる人は少ないはずです。
でも、テニスの試合は違う。
1対1、相手と向き合ってどちらかは負ける、どちらかは勝つ。
こういう環境に身を置く、自分を感じられるのって、テニスというスポーツの醍醐味、ですよね。
「またこういう話か・・・」と思った方も、もう少しお付き合い下さい。
コート上では、絶対的に一人です。
これは、正直ダブルスでもそうだと思いますよ。
パートナーは頼って良いけど、誰も代わりにアナタの身体を動かしてはくれない。
怖くて打てない、でも代わりに打ってくれはしないんですよ。
周りの人が、「何で出来ないんだ!」とは言ってくれない。
諦めない自分を養う、ことが出来るなら、シングルスの試合って最高じゃないですか。
私は、こういうテニスの魅力、もっともっと考えていきたい。
そして、やっぱりテニスを通じてみなさんの人生を変えていきたい、より良くしていきたい。
みなさんの生活の主体は、もちろんテニスじゃないでしょう。
学業や仕事、ご家庭やテニス以外の時間、がほとんどなのは当然です。
そのほとんどの時間、にいかにテニスが貢献出来るのか。
これからも、試合を通じて私たちは成長していきたい。
一緒に、挑んでいきましょう。
コート上に、たった一人の自分、厳しい非日常の戦いの世界。
ラケットを握らなければ、立てなかった世界。
そこを楽しんでこそ、じゃないですか。
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