その他

「世界への扉」はテニスの世界もノックしてみないと何も始まらない!

22歳の時にアメリカへ3カ月行って、色んな大学で練習をさせてもらった。

強い選手がたくさんいて、刺激になったのだが、特にマイアミ大学で練習させてもらった時には、世界ランキングポイント(ATPポイント)を持っている選手がいて、その選手とほんの5分くらいだけど練習できた時には「すげぇ!!」と、大興奮したのを覚えている。

 

「世界への扉」はテニスの世界もノックしてみないと何も始まらない!

 


 

でも「すげぇ!」と大興奮したものの、意外と地味なプレーでびっくり。

世界ランクの選手は雲の上の存在で、全然歯が立たないと思っていたからね。

もちろん凄いストロークとサーブ、ボレーなんかを持っているのだが、基本はしっかり繋いでチャンス待ち・・・という地味なことをコツコツ練習していた

その時に「あぁ、テニスってこういうスポーツなんだな」と一つ学んだ気がしたと同時に、遅く始めた自分にもチャンスがあるような気になって来たんだよ。

帰国後、早速日本国内の大会に出場して日本ランキングを上げるために活動を再開したんだけど、同時に世界ランキングを取るためにフューチャーズという国際大会の出場権を得るための大会にも出場するようになった。

結果は最初散々だったけど、国際レベルで活躍したい選手が集まるその大会はレベルも選手の意識も高く、勉強になったし自分のモチベーションも上がった

その後は、日本国内のフューチャーズ予選には出来るだけ出場して、国際大会経験を増やし、いつかATPポイントを取って世界ランキングに自分の名前を載せようと頑張った。

結果的に、日本国内でもスペインに行った時も、最後までATPポイントは取れなかったけど、世界ランキングを目指し続けたから国内ランキングも62位まで上げる事が出来たんだと今は思っている。

残念ではあるが、国際大会にトライし続けた効果は十分にあったね。
 



 

中学生、高校生の皆も、まだまだこの先自分のテニスを成長させる可能性は大いにある

そのためには、どれだけこの先自分のテニスを高いステージでプレーさせられるかに掛かっている。

まずは大会に出場すること!

結果は多分、最初はボロボロだろうが、そこで経験したことや見た事を普段の練習環境に持ち帰り、思い出しながら練習してそしてまた次の機会にチャレンジし、また持ち帰り・・・と繰り返して欲しい。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  2. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  3. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  4. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  5. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う

関連記事

  1. その他

    「こんな奴とはテニスの練習をしたくない!」と感じてしまう人の特徴4つ

    普段練習している仲間でも、「正直コイツとはあまり練習したくないな・・・…

  2. テニス スマッシュ

    その他

    思考に身体が付いていかないときは、一旦思考を止めてみる勇気も大事

    試合中に、何かを考え過ぎて上手くいかなくなること。テニスの試合…

  3. テニス メンタル

    その他

    「強い選手になりたければ、強い選手と一緒に過ごす時間を作る」ことがテニス選手にとっては大事

    ふと気が付けば、自分の周りはどこか「自分と似たような」仲間ばかり。…

  4. その他

    【少人数制】12/1(月) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスンイベント in 武蔵野テニスシティー

    12月の涌井コーチイベントにつきまして、少人数制のインドアイベントも…

  5. その他

    【終了しました】八木コーチ主催 オータムキャンプ2023を開催します!

    八木コーチ主催のオータムキャンプイベントを実施させて頂きます&#x1…

  6. テニス ストローク

    その他

    テニス部における良いキャプテンの要素は、「チームの課題を創り出せる人」です

    良いキャプテン、リーダーって、どんな人物像をイメージしますか?…

特集記事

  1. テニス メンタル

    サーブ

    サーブを打つ前に自分の世界に入り過ぎる、人はきっと試合で勝てていない
  2. テニス スライス

    ストローク

    「バック側をサーブで攻められて、押される・・・」ときに実戦したい、錦織選手も得意…
  3. テニス メンタル

    ボレー

    「ボレー上達は、ネットプレー心にあり」テニスの試合で苦手意識を克服する為に
  4. ストローク

    ストロークのテイクバックは2段階、でいこう!
  5. サーブ

    自分のナイスサーブを得点につなげる5つの法則
PAGE TOP