テニス ダブルス

ダブルス

ダブルスの試合、「客観的に観れば誰か一人が仕切っている」試合が多い

ダブルスの試合、4人の雰囲気を観ていると面白い。

ゲームメーカー、使われる側の人、何を考えているのか全く分からない人・・・。

それぞれ、特徴が出ていると思いますが、よく観ているとこんなことに気付きませんか?

結果論かも知れませんが、私はいつも「誰か一人のキーマン」を、ダブルスの試合では探しています。

 

ダブルスの試合、「客観的に観れば誰か一人が仕切っている」試合が多い

 


 

■ダブルスのペアも、どちらかが引っ張るケースが多い

ダブルスのペアも、結構どちらかの選手が引っ張っていく選手がいるペア、が多いですよね。

ここで私が言いたいのは、必ずしも「引っ張る側」が良い、という訳ではないということ。

ペアに使われて、力を発揮するような前衛タイプのような選手もいるし、そんな選手のプレーはゲームメーカータイプの選手には出来ない。

思い切りの良さ、はカバーしてくれるペアがいてこそ、ですからね。

引っ張る選手と、そこで使われる選手との関係、がテニスの試合では垣間見えるので面白いです。

 

■強いダブルスペアを倒す為には、操られる側の3人になってはいけない

私の経験上、経験豊富で技術がある選手がダブルスの試合は仕切りやすい。

4人の中で1人、が3人を動かしているような試合、皆さんも経験あるはずです。

この3人の中に自分たちペアが2人共入ってしまうと・・・流れを掌握されて、試合に勝つのは難しくなる。

相手のゲームメーカーの作戦を足止めする、逆を突く、不意を突く、ようなテニスが出来ないと、ダブルスの試合は厳しいでしょう。

相手ペアを観て、「あ、この選手がリードしているな・・・」と思ったら、試合後半ではその選手を倒さないといけない。

この覚悟は、必要です。

 

■難しく考えずに、後衛でゲームメイク、前衛でポイントゲッターに徹する

「まだテニスを始めたばかりで、よく分からない・・・」という皆さんも、多いでしょう。

まずはシンプルに、試合の中で後衛のときには試合を作ること、前衛のときにはポイントを決めること、を意識してみて下さい。

大きく分けて、ポジションごとの役割はこれが基本になります。

その中で、自分が向いている方も見えてくるでしょう。

でも・・・硬式テニスは前衛と後衛、両方やらないといけない種目ですからね。

自分はこっちだけ!とはならないように、意識していきましょう。

 

3人を動かせるゲームメイク、難しそうですが意外と簡単ですよ。

まずは対戦相手ペアの性格を、それぞれ正確に予測してみること。

想像して、ラリーしながら試してみる。

そしてゲームを動かしてる方の選手の上手、を取れば完了ですから。

ぜひ、ダブルス巧者目指して皆さんも意識してみて下さい。

ピックアップ記事

  1. 試合で勝ちたいテニスプレイヤーなら、マイランニングシューズは欠かせないアイテム
  2. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  3. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適
  4. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう
  5. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」

関連記事

  1. テニス 並行陣

    ダブルス

    チェンジプレーで前衛に求められるのは、クロスコートを担当する勇気

    ここぞという場面で、ダブルスでチェンジプレーを入れていく。この…

  2. ダブルス

    みっともないミックスダブルスをした男性ほど、その後のテニスは強くなる

    みなさんは、ミックスダブルス、プレーされる機会はありますか?学…

  3. テニス サーブ
  4. ダブルス

    並行陣で粘ってミスを誘うイメージ動画

    ダブルスの試合で、前に出て戦いたい。だけど、並行陣で挑んでもな…

  5. テニス ボレー

    ダブルス

    味方のペアをカバーする、という概念がアナタを弱くする

    ダブルスの試合、アナタ自身「頑張り所」を間違えてはいけない。い…

  6. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスに強い人は、弱っている後衛を前で助けることが出来る

    ダブルスの試合、カッコイイ前衛とはこういうこと。味方の後衛、に…

特集記事

  1. テニス ミス

    メンタル

    自分を鼓舞して戦う選手は、自然と周りも応援したくなる
  2. フットワーク

    ワイドに来たら、斜め前に入る!
  3. テニス 指導

    メンタル

    「勝ちたい」ではなく、「勝たないといけない」までもっていこう
  4. 日々の雑記

    YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います
  5. テニス ストローク

    戦術

    初心者の方でも5分で覚えられる、テニスの試合で大切な序盤の戦い方
PAGE TOP