テニス ボレー

メンタル

「テニスの団体戦も、結局は個人競技?」いいえ、違います!

テニスの団体戦、皆さんは経験したことがあるでしょうか?

高校生の大会でよくあるのがダブルス2本、シングルス3本、の5本形式、とは別にダブルス1本、シングルス2本の3本形式。

大学になるとダブルス3本、シングルス6本の形式があったり、男女や体育会・サークルでも形式が異なることが多い。

「結局は、個人戦を複数やって勝敗を決めるのが、団体戦でしょ?」と思っている方、少し違います。

テニスの団体戦、ならではの怖さもあるので面白いんです。

 

「テニスの団体戦も、結局は個人競技?」いいえ、違います!

 


 

1.私が団体戦でダブルスを重視する理由

以前にも書きましたが、ダブルスの試合は大事。

団体戦では、シングルスの1勝とは違う意味を持っていると私はお持っています。

なぜなら、実力差を覆すような結果、格下が格上に勝つチャンスが多いのがダブルスだから。

そして、勝者がペアとして「2名」生まれるからです。

試合に勝ったメンバーが多い、という事実は、その後の戦いでチームに勢いを与えてくれます。

 

2.団体戦こそ、「オーダーの妙」で勝負出来る!

格下、と言えば言い方が悪いのですが、実力差を埋めていけるのが団体戦。

その理由として、オーダーを自分たちで決めることが出来る、ということがあります。

上から順に対戦していくのではなく、シングルス、ダブルスに出る選手を自分たちで決めることが出来る。

そのオーダーが上手くはまったときに、試合の流れは大きく動き出します。

相性やそのときの調子、団体戦で強さを発揮する選手の起用等、アナタのチームはしっかり考えられたオーダーで挑めていますか?



3.応援が上手いチームは、ただ一本調子で騒いだりはしない

ココはまだ、私は改善の余地がある部分だと思っています。

まだまだ、一本調子で、ただ大声を出しているチームが多い。

個人競技と一番違うこの部分ですが、他スポーツと比較してもテニスは遅れてます。

確かにプレー中は静かに観戦、が基本ですがせっかくの団体戦。

プレーの合間で盛り上げる、それも勝っているときや負けているとき、その選手の特徴を踏まえた応援が出来ると、よりチームとしても強さを発揮出来るようになるでしょう。

私もまだこの団体戦の応援、については模索中です・・・。

 

個人戦での実績で、チーム力を判断しないこと。

団体戦は、団体戦のルールの中で勝てば良いのです。

つまり、規定の試合本数を勝利すること。

改めて、この難題にアナタのチームも挑んでみましょう。

先入観というものを、捨て去って。

ピックアップ記事

  1. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品
  2. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム
  3. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!
  4. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  5. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    人から盛り上げてもらえないと動けない、そんなテニス選手は強くなれない

    テニススクールで、よく見ていて思うんですが。コーチが一生懸命、…

  2. テニス ストローク

    メンタル

    シード選手との対戦は、「的当て大作戦」でノンプレッシャー!

    何度も対戦相手をチェックして・・・と、私は書いてきました。それ…

  3. テニス フットワーク

    メンタル

    ギブアップしない相手を、負かすことは誰にも出来ない

    試合に出れば、勝つこともあれば負けることもある。いや、実際には…

  4. テニス 試合

    メンタル

    意識高い系、しかテニス界では生き残れない

    「相変わらず、意識高い系ですね」年末年始に、久しぶりに会った…

  5. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合では、「自分の内なるものから出てくる」ことを覚悟しよう

    テニスの試合では、皆さんこんな経験無いですか?「ずるい自分」…

  6. テニス ボレー

    メンタル

    1セットマッチ、「5-5や6-6は望むところ」でありたい

    1セットマッチの試合、私たちの試合ではほとんどがコレですよね。…

特集記事

  1. テニス 準備

    戦術

    浅いボール、ストロークで振り切れてますか?
  2. テニス ボレー

    戦術

    「何かをしないといけない」というプレッシャーを、相手に与え続けよう
  3. 練習メニュー

    上級者とのラリーのコツ、教えます
  4. ダブルス

    上級者は並行陣、でも実際の試合では…?
  5. テニス チャンス

    練習メニュー

    「良いフォームは自分で開発出来なきゃなきゃダメ!」テニスの試合で苦しいときに実力…
PAGE TOP