テニス シューズ

その他

「呼吸法からテニスのショットを考える」と、試合の中でもリラックスして良いリズムで打てる!

テニスやスポーツにおいて、「呼吸のリズム」を考えてみたことはありますか?

女子ではシャラポワ選手がヒッティングのときに声を出すことで有名ですが、あれも一つの呼吸法。

自分の呼吸をどうコントロールするかに意識を置いて練習すると、もしかすると試合でも緊張感が解けて、今より良いプレーが出来るかも知れません。

私自身、専門外なのでアイデアベースでのお話にはなってしまいますが、何かのヒントになればと思います。

 

「呼吸法からテニスのショットを考える」と、試合の中でもリラックスして良いリズムで打てる!

 


 

■基本的には「息を吐きながら」打つと、リラックスできる

テニスや色々なスポーツで、リラックスして身体を動かそうと思ったら、やはり息を吐きながら身体を動かす方が楽。

息を止めると瞬発的に爆発力が出て、短距離走等には向いていますが、テニスはいつポイントが終わるかが分からない、非常に長丁場なスポーツ。

1ポイントがすごく長くなる可能性もあるので、しっかり良い呼吸のリズムを持っておかないと、次のポイントまでに体力を回復できません。

実は持久力の差って、この辺にあるのかも知れません。

 

■「声を出す」以外で、どんなことが出来るだろう?

声を出す、打つ時に軽く息を吐く、というのも一つの方法です。

ですが喉が痛くなったり、何よりあまり声を出すのが好きじゃない・・・という方もいるでしょう。

そんな方には、例えば「相手コートにボールがあるときに、息を吸う、ネットを超えて自分のコートに来たら息を吐く」という感じで、ボールの位置に応じて調整するのも有り。

実際に自分が打つ時には、「息を吐いている途中」の状態が出来るので、リズムは作りやすくなります。

あとは、ラリーの途中、山なりなボールで時間が取れるときには、「短い時間で深呼吸」なんかも私はやります。

緊張感のあるラリーの中で、「自分の時間」を作れるみたいですごく落ち着くんです。

一度試してみても、面白いと思います。

 

■サーブでの呼吸法は、ぜひ編み出して欲しい

テニスの技術の中で、サーブは自分から動作を始めて完了する、独特なショット。

ここで自分らしい呼吸法でリラックス状態が出来ていないと、試合では緊張感に押しつぶされてしまいますよね。

ただ「深呼吸」ではなく、トスアップのとき、打つときに、どういう呼吸動作をするのかを考えて、決めておきましょう。

私はトスアップ前に大きく息を吸い込んで、ボールを手から離すタイミングでゆっくり吐き出す、そして打つ瞬間には少し吐く息の量を強くする、そんな感じです。

これも一つの、ルーティーンですね。

決めてしまえばあとは楽。

きっとサーブの安定感アップに一役買ってくれるはずです。

 

普段、なかなか呼吸なんて意識しないですよね。

スポーツにおける呼吸に関しては、トレーニングしないとなかなか身に付かない。

意識して、普段の練習から「今のは、良い呼吸リズムでラリー出来た!」と感じないと、試合で使えるようにはなりません。

難しく考えず、何か自分で法則を作ってみませんか?という話。

気楽にまずは、試してみてください、

ピックアップ記事

  1. メルマガ配信、登録を開始します!
  2. + POWER CUP について
  3. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない
  4. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  5. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ

関連記事

  1. その他

    周りの後輩みんなの態度が悪いなら、チーム全体の仕組みや工夫の部分で何かが足りない

    「後輩の態度が悪いので、何とかしたいのですが・・・」こういった…

  2. その他

    「テニスコーチとして一番重要なこと」に気付かされた先輩コーチからの相談ときっかけ

    テニスコーチなんて簡単だ。誰でも出来るよ。テニスの技術…

  3. その他

    「風上、風下、どっちが好き?」実際のテニスの試合でのメリットデメリットを考える

    風が吹いている時に試合って普通にある。風上と風下、どっちが好き…

  4. テニス ダブルス

    その他

    「試合前の5分間のウォーミングアップ」で確認しておくべき、相手の特徴4つ

    試合前のウォーミングアップは、色々な形式がありますが主に2つ。…

  5. その他

    勉強でも仕事でも、テニスでも強い人は〇〇

    読者のみなさんは、恐らくテニス中心の生活の方が多い。もちろん…

  6. テニス ダブルス

    その他

    「たくさんのテニスを観て、触れること」が、アナタのテニス人生にとって大きな財産になっていく

    皆さんは、こんな経験無いですか?自分の親くらいの年齢の人とテニ…

特集記事

  1. リターン

    リターンを低く、鋭く沈めるコツとは?
  2. テニス ストローク

    ボレー

    ドライブボレーの基本は、「ネットの2メートル上を狙って」思い切りアウトする気持ち…
  3. テニス ロブ

    ボレー

    ボレーは、少しボールの下を触って山なりに
  4. テニス 練習

    メンタル

    ネット際のボールって、避けておくべき?
  5. 戦術

    攻撃力を上げることについて、本気で考えよう
PAGE TOP