テニスあるある

【試合で対戦するなら…】傷だらけのテニス戦士

目次

今回から、連載で書いていこうと思います!

みなさんや私の周りの、「テニス界あるある」。

これをしっかり把握しておくことで、みなさんのテニスにプラスにして欲しい。

つまりは、「こういう人には、こう戦えば良いんだ」という自信を持って欲しいんです。

とはいえ、堅くならない感じで楽しみながら読んで頂けるコンテンツにしていく予定です!

ぜひ、楽しみながら試合に強くなって頂ければと思います。

 
 

【分析対象】傷だらけのテニス選手

見てるだけで…痛いよ!

みなさんの周りにも、いませんか?

練習も試合も熱心、だけど身体のケアが追い付いていない人。

全身サポーターやキネシオ、テーピングで固めて、戦場から帰って来た戦士のようなテニス愛好家の方。

いや、本当に見ているだけでこっちも痛くなりそう…。

ベテランの方やシニアの方でも、本当にテニスに熱い方ほど、ここまでして頑張る方が多いように思います。

怪我をするには、理由がある

まず、打ち方ですね。

これが多少、癖があるから怪我につながっている。

手首や肘を痛めている人は、どこか癖のある打ち方をする人と思って間違いないでしょう。

私の経験では、打点が少し後ろで懐が深い方が多い。

打点が少し後ろで遅れても、手首を使って返して来る、フラットな打球が多いような印象です。

ですから実際の試合では、ここに注意しないといけない。

見た目以上に、ボールに力のある選手が多いですから。

それに、「そこから返すの?」というボールも、必死で喰らい付いて来るはずです。

テニスへの情熱が、一番の武器

だって、痛くても苦しくても、試合のコートに立っている。

それだけで、かなりのメンタルですよ。

この闘争心こそ、一番の脅威になる。

アナタ自身、強い気持ちを持ってコートに入らないと負けてしまいます。

サポーターで固められた身体の部位以上に、メンタルは力強いはず。

気迫で負けないように、こちらも闘争心を持って試合に挑みましょう!



どうやって戦う?

まず、走らせよう

体中をサポーターで固めている、ということは機動力は落ちる。

しっかり前後左右に動かすこと、を試合では意識しましょう。

エースは必要ありません。

3歩以上動かせれば、充分です。

体力もそこまで無い可能性があるので、しっかり序盤で走らせて削ることが出来れば、勝機も見えて来るはずです。

ボレーかストロークか、どっちかが好き

こういうサポーターで固めている人は、プレースタイルが偏っているケースが多い。

ボレーが得意だから、たくさん練習して痛めたか。

ストロークでもその可能性はありますね。

オールラウンドなスタイルだと、自然と色々なショットを打ちますから、どこかの部位に極端に負担が集中することは少ないはず。

きっと、全身サポーターで固めている人は、ボレーかストローク、どっちかが得意。

ですから、それを早めに把握して、逆のプレーをどんどんさせてみることをお勧めします!

力勝負は、避ける

実際に、試合でこれは避けましょう。

力勝負、ボールスピードの勝負は、相手も好き。

速いボールを返していく中で、怪我している方が多いですからね。

ですから、速いボールへの対応力はあるんです、かなり。

安易にスピード勝負に持ち込むと、厳しいですよ。

むしろゆっくりしたボールを自分から打ちにいく方が、苦手な方が多いはずです。

   

しっかりと傾向を把握すれば、試合では勝てます。

よく観察して、サポーターに気付けば勝機が拡がる。

「なんだ、怪我してて弱そうだな」と侮った時点で、もうアナタの負けです。

こういう相手は、基本試合で強いです。

何より、その闘争心で負けないように、序盤から全力で挑みましょう!



【今回ご協力頂いた方】


@ShinyaKamiyama

今回のイラストは、@ShinyaKamiyama さんに描いて頂きました。

普段からご自身のTwitterアカウントでもたくさんのテニスネタを披露されてますので、ぜひみなさんもフォローしてご覧頂ければと思います!

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