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高校生の頃、トレーニングと言えばランニングを思い出す。
それ以外は・・・・雨の日に、廊下に並んで腹筋とか、腕立てとかやった記憶はあるけど、そんな習慣化はされてなかったかな?
卒業して上京し、テニスコーチを始めた頃、周りには選手として頑張っている人達が沢山いたんだけど、その人達の影響で「トレーニング、俺もやらなきゃ・・・」って思い始めて19歳の頃、トレーニングを始めた。
「皆で一緒にトレーニング」テニスの試合に向けて継続できる環境を創り出す!
でも最初は気合が入りまくっていたから、暗くなって使えなくなったテニスコートを一人黙々とダッシュしたんだよ。
暗いコートの中、一人頑張っている俺・・・というシチュエーションに、酔っていたのかもしれない。
「俺、カッコいい!!」
なんて思っていたけど、そんな不純な気持ちで始めたトレーニングなんて、長続きするはずもない
1カ月も持たなかった。
一応近所の公営のトレーニングセンターへ週2,3回通ってマシントレーニングをしていたんだけど、その目的の殆どがお風呂とジムトレーナーのお姉さんが目当て。
ちゃんとしたトレーニングはしていなかった。
なんで、ちゃんと出来なかったかと言うと、まだそんなに試合へ出場していなかったから、自分の身体を鍛えようと思わなかったのだ。
本格的にトレーニング始めたのは、やはり戦績が出始めた22歳頃のから。
トレーナーや先輩選手に相談して、どういうトレーニング方法がテニスの結果に繋がるかを本気で考え始め、トレーナーにメニューを作ってもらい、トレーニング指導をしてもらいながらみっちり行った
すると、体力、筋力、精神力のバランスが取れてきて、結果は伸びたのだ。
そうなるとトレーニングは止められない。
練習とトレーニングをしっかりやらないと、気持ちが落ち着かないくらいの考え方になってきたんだけど、やっぱりそこまでしっかり習慣化されないとトレーニングって出来ないね。
「身体、鍛えたい!」
そう思っている人は、自分一人で気合入れて頑張るよりも、それをしっかり見てくれる人を探した方が良い。
俺の場合はトレーナーを探して、その人にメニュー作りから一緒にトレーニング・・・というとこまで面倒みてもらったけど、練習仲間とか友人とかでも良いから、一緒にやることをお勧めする。
だって、一人じゃあ精神的にきついからね。
結果が出始めると良いんだけど、これから結果出したい人は、トレーニング仲間やトレーナーを探す事を怠りなく!!
しっかり鍛えて戦績残そう。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ