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テニスのボールスピード、他の競技と比べてどうでしょうか。
学生や一般の皆さんのサーブでも、普通に150km前後は軽く出ている。
これって、プロ野球でも速球派のピッチャーが投げるスピードとほぼ同じ。
それをしかも、広い範囲で守らないといけない、ボレーで返球したりもしないといけない。
改めて考えるとテニスって、すごくハードなスポーツ・・・ですよね。
テニスの試合で、「速いボールが怖い!」人は、辛いですがこういう練習が一番効果的です
■恐怖心は、眼からの情報をどう捉えるかによる
速いボールを怖いと感じる、のは人間の本能。
これを否定しよう、抑え込もうと思っても限界があります。
とにかくまずは、慣れること。
速いボールを怖がっていては、余計に怪我をしてしまう可能性もある。
まずはスピードに慣れるために、必要なトレーニングはシンプルです。
■サングラスを付ける、スポンジボールで向かっていく練習する
高校時代にやっていた練習、まずはネットプレーのときにサングラスを付ける。
それから柔らかいスポンジボールを用意して、至近距離、5メートルくらいの距離で思い切り打ってもらったボールを打ってもらい、ボレーする。
ボレーで速いボールに向かっていく、ことに慣れるとテニスでは恐怖心を克服できる。
サングラスしているので、眼に当たっても怖くないですしね。
サングラス、用意しなくても良いくらいです、スポンジボールですので。
速いボールに、しっかりラケットを当てる、反応する、向かっていく姿勢が大事です。
まずは眼にボールスピードを慣らしていく、このトレーニングはぜひ初心者の方にもお勧めです。
■速いボールは、ラケットを打点前で合わせていければ怖くない
速いボールが怖い、のは「返球のコツ」を知らないからとも言えます。
人は、対処方法が分からないものに対して、恐怖心を覚える。
相手の力を使って返球するには、自分の身体の前でしっかりブロック、すれば楽に返球出来る場合もある。
一度自身をつかむと、こういった守備は快感になりますよ。
スポンジボール、ぜひ部活やサークルの練習で使ってみましょう。
初心者の方はラリーしやすくて、楽しく練習出来る。
あと意外と上級者の方が、しっかりラケットを振り切る練習にもなるんです。
スポンジボールはしっかり振り切って打っても、飛び過ぎない。
入れにいく、置きにいく、ようなテニスに悩んでいる人はスポンジボールでのショートラリーがお勧めです。