テニス チャンス

その他

全国大会を観て感じたので、改めて・・・「高校テニス界は、チャンスだらけ!」

昨日から開幕した、全国選抜高校テニス大会。

今年は5年ぶりに私も観戦に訪れていますが、そこで感じたことを改めて。

「全国大会なんて、自分たちには縁が無い・・・」と、ほとんどの人は考えていませんか?

はっきり、言えます。

他の競技にくらべたら、テニスはまだまだチャンスがある!

自分たちで考えて、しっかりしたテニスを実践出来るようになれば、全国男女共にどの学校にも、チャンスはあります!

 

全国大会を観て感じたので、改めて・・・「高校テニス界は、チャンスだらけ!」

 


 

■上位校との差は大きいけど・・・

今日で2回戦を終えて、明日から3回戦。

シード校も出場した今日は、試合進行も速く、正直「差があるな・・・」と感じる機会が多かった。

それでも、シード4校以外は完全抽選で決まった組み合わせは、その分下位校にもチャンスが多い。

実際にシングルス2本、ダブルス2本で2-2になってシングルス3にかかる試合も多かったです。

そこまで持ち込めば、もう後は何が起こるか分からないのがテニスの団体戦、です。

 

■ダブルスは特にチャンスがある!

選抜の形式は5本勝負、シングルス3本にダブルス2本。

このダブルス2本が、流れを決める意味でもとても重要になります。

1人の勝利より、2人の勝利のほうが自然に盛り上がるし、チームが乗っていける。

高校から硬式テニスを始めたり、人数が多くて練習環境が整っていないような部活も、まずはダブルスからしっかり鍛える意識を持って欲しいのです。

ダブルスの技術は、ネットプレーやサーブ、スライス系のロブなどシングルスにもたくさん応用が効く。

シングルスよりも、確実に実力差を埋めやすい。

そして何より今大会を観て、ダブルスでは上位校を倒せるチャンスがたくさんあることに気付きました。

 

■ストローク力に頼っているダブルスは、怖くない!

はっきり言えることは、男子でも並行陣ダブルスが少なく、ほとんどがストローク勝負。

ただし、上位のシード校や伝統校は並行陣をしっかり練習してきており、ストローク力もある。

ですが中位の学校は、まだまだ個人のストローク力に頼っていて安定感が無いダブルスペアが本当に多い。

ストレートアタックか、クロスラリーで押し込んでの前衛ポーチしか、攻撃の手段は無いのです。

そうなると・・・ぜひ、このサイトで紹介しているようなスライス系のロブ、ドロップショット、積極的なチェンジプレーなど、練習して試してみると効果が出るはず。

ストロークが入らなくなる、相手がネットにいる状態で力が入ると、相手は急にイライラしてくるはず。

ぜひ、まずはアナタ自身が戦術をしっかり整えて、県内での上位校に挑んでみてください。

全国大会、そんなに遠いものだとは私は思えまないのです。

 

チャンスがある・・・と書いてきましたが、実際に上位校のダブルスは強い。

ですがそれすらも、「緻密に準備」が出来れば、どの学校にもチャンスはあるはず。

残念なのは、実際にダブルスを工夫して勝ちにいくという学校が少ないこと。

指導者の問題、で片付けるには寂しい。

厳しいようですが、学生自身、アナタ自身で、挑んでみませんか?

小さい力ですが、このT-PRESSでは今後も試合に勝つ、挑戦し続けるアナタを心から応援します!

ダブルス強化からの、全国大会への道へ・・・。

ピックアップ記事

  1. 【少人数制】6/27(金) 八木コーチ 女子ダブルスレッスン in 夢見ヶ崎ロー…
  2. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…
  3. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  4. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  5. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品

関連記事

  1. テニス メンタル

    その他

    新しく習ったこと、覚えたことは、「どんどん後輩に伝えていくこと」で本物の理解につながる

    今まで色々な学校から上位選手を集めて、練習会みたいなイベントを企画した…

  2. テニス ダブルス

    その他

    テニスにおける一球の重みは、実はすごく分かり辛い

    テニスの試合、私はいつも危機感を覚えている。他の競技よりも、試…

  3. テニス ダブルス

    その他

    内容に満足出来ないけど勝ったという試合は、立派な試合

    皆さんも、経験ありませんか?やりたいテニスは出来なかったけど、…

  4. テニス 雨

    その他

    テニスの実力は凄くても、周りに人が集まらない人の特徴10パターン

    テニスはすごく上手いのに、なぜか周りに人があまりいない。試合に…

  5. テニス メンタル

    その他

    言葉は強く、残り続ける

    昨日の祝日は、本棚の片づけを。年末年始は広島に帰省していたの…

  6. テニス セルフジャッジ

    その他

    「打つコースをしっかりコントロールできるテニス」を身に付ける為に必要な練習意識とは?

    テニスをやる人は誰しも、「思ったところにボールをコントロールしたい」と…

特集記事

  1. テニス メンタル

    リターン

    ダブルスのリターンをストレートに打つ、身体の開きを抑えよう
  2. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合の中で「40-0、0-40でリードしても、ゲームを獲り切ることが出来…
  3. テニス サーブ

    ダブルス

    ダブルスの試合で相手の後衛がスライスの構えになったら、チェンジプレーで勝負に出よ…
  4. 戦術

    ネットの近くでストローク、ベースライン近くでボレー
  5. テニス 感覚

    その他

    自分のテニスについて、「イメージと実際のフォームには、ギャップがある」ことを知る…
PAGE TOP