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サーブが調子が良い、元々得意な相手は試合で脅威になります。
特に男性で長身、しかもその日「当たっている」選手が相手だと、結構ブレイクがきつくなりますよね。
そうなると自分のサービスゲームにプレッシャーもかかってくる。
漠然と相手のサーブに食らいつくだけだと、ハードコートのようなサーフェスでは厳しい。
じゃあどうするの・・・という具体案も大事ですが、カウントを意識してプレーすることも大事。
もし30-30に出来ることが出来れば・・・ブレイクの確率はグッと上がるはずです。
「ビッグサーバーのブレイクが、難しい・・・」という方は、まず30-30のカウントになるように全力を傾ける!
■30-30のカウントに出来れば、サーバー側にもプレッシャーがかかる
30-30のカウントは、そのゲームがどちらに転ぶか分からない。
こういう状況になると、苦しくなるのは「元々調子が良かった選手の方」です。
だからこそ、サーブが得意な相手に対してはまず30-30のカウントにして、どういうプレーをするかをしっかり確認したい。
メンタルの強さ、が試される場面ですからね。
本当の実力とプレースタイルが現れやすい。
出来れば序盤に30-30までのカウントを作れると、「よし、ブレイク出来ないことは無い!」とアナタも自信を持って後半戦に臨めるでしょう。
■30-30のカウントにするために、自分が出来ることを考える
ではどんな作戦でいくか・・・と考えると、まずは「完璧なナイスサーブ」は捨てる、ことも大事。
サービスエリアのコーナーに入る高速サーブなんて、誰も返せません。
であればそれより甘いサーブを、しっかりブロックでも良いから返球する、なるべくフリーポイントを減らす、ことが大事。
セカンドサーブになったら、リターンのポジションを前にするのも良いですね。
揺さぶりをかけて、サーバーのリズムを崩すのはブレイクへ第一歩です。
■30-30のカウントでセカンドサーブになったら、思い切ってチャージしよう!
繰り返しになりますが、私なら、30-30のカウントで相手のセカンドサーブ、になったらしっかり前に入ります。
もしリターンミス、になっても仕方ない。
それくらいの気持ちで、攻撃的なプレーが出来るように意識することで、相手はプレッシャーに感じてくれる。
40-30になっても、相手に何かを残すプレーになるはずです。
大事なのは、このカウント環境を作り出すこと。
でなければ、そもそもリターンからブレイク自体難しいでしょう。
もし運良く0-30のようなカウントになっても、絶対に焦らないこと。
リターンゲームではリードすると「一気に決めよう!」と思っている人が多いですが、私の場合は逆です。
あえて、粘ってみたりして1球でも多く相手に打たせる。
サーブの調子が悪いと、普通の何気ないストロークまで調子が狂っている可能性も大です。
ぜひ試合の中で、ビッグサーバーと対戦するときには意識してみて下さい。
30-30にすれば、何かが起きるはずです!