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普段テニスをしていて、アナタを支えてくれているもの・・・。
それは紛れもなく、ラケットです。
そのラケットに対して、アナタはどんな「恩返し」ができていますか?
きっと今より少し気にかけてメンテナンスしてあげるだけど、その力をもっと発揮してくれる。
テニスプレイヤーなのに意外と知らない、意識出来ていないラケットメンテナンスについて、確認しておきましょう。
長くテニスをやっているのに意外と知らない「テニスラケットのメンテナンス方法」について、改めて確認してみませんか?
■まずはガットのテンション、ラケットとの接点も目視でチェック
ガットの貼り替えは皆さんも注意して行っていると思います。
使っていてもいなくても、やはり3~4か月に1回の貼り替えは基本となり、それ以上貼っているガットですと肘や手首を痛める可能性も高くなります。
また、ガットとラケットの接点部分も、一度よくチェックしてみて下さい。
テンションを高めで貼っている方は、グロメットと呼ばれるカバー部分にガットが食い込んでいたりする可能性もあります。
その他、ガットの結び目になっている部分もラケットに負荷がかかりやすいので、傷んでいる場合はグロメット部分を交換するなど、テニスショップの店員さんに相談してみましょう。
まず、しっかり観察してチェックすることが大事です。
■湿気と砂は、ラケットにとって天敵!
雨の中での試合の後、そのままラケットバックに濡れたまま放り込んでいませんか?
湿気を放置しておくと、ガットのテンションやラケット自体の強度にも影響が出ますので、しっかりふき取ってから収めること。
できればビニール袋のようなものに入れてから、ラケットバックに収めることをお勧めします。
またクレーコートでの試合の後は、砂がラケットの細かい部分に入り込んでいる可能性も高いので、処理が必要。
使い古した歯ブラシが便利ですので、1本常に持ち歩くと良いでしょう。
■グリップを見れば、その人のメンテナンススキルが分かる
グリップはテニスラケットと自分の身体をつなぐ、いわば心臓部分。
ここをしっかりメンテナンスできていない選手は、まずラケットメンテナンスに疎いとみて間違いないでしょう。
清潔感はしっかり保てているか、巻き方がずれていないか、自分の汗の量や気候に合った素材でチョイスできているかを、しっかり意識してみて下さい。
太さも2、3、4のサイズと、オーバーグリップをどう巻くかでかなり調整できます。
自分の手の大きさに先入観を持たず、メーカーによって太さも変わりますので試してみると良いでしょう。
無関心だったと感じた人は、一から自分のメンテナンスを作り上げていけば、それだけでテニスの実力はきっと上がります。
こんなにも、持ちやすく気持ちよくテニスが出来るんだ・・・という発見があるかも知れません。
今回は基本的な部分についてのみ書かせて頂きましたが、もちろんこだわっていけば他にもたくさん、ラケットのメンテナンス方法はあります。
以前にも書きましたが、まずはテニスラケットについて、皆さんももっと興味を持って色々調べて自分で工夫してみて下さい。
ガットを自分で貼ってみるのも、新しいチャレンジですね。
ガット張り機は高い買い物ですが、部活として1台、できれば使えるようにしておきたい。
先生や学校、保護者や周りの人を巻き込んで説得するのも、アナタたち自身の実力です。
今年も残すところあと僅か。
自分と苦楽を共にしたラケットを、しっかりメンテナンスしておきましょう。