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ダブルスの前衛、でしっかりと決める仕事をしたい。
私も、これは今年の大きなテーマです。
だったら、もっと大胆にポジションを変えて、自分を変えていきたいですよね。
改めて、T-PRESSのスタンスとして大事なこのテーマ。
もう何度も書いて来ましたが、大事なのは試合の中で前衛として「参加」すること。
もっともっと、ポジション取りを大胆にして相手にプレッシャーをかけていきましょう!
ポジショニングで、決定力は変わる
ネットで決めることが出来る、前衛は?
ボレーが上手い?身長が高い?
違います、ポジショニングが良いんです。
しっかりと大事な場面で、ボールを触れる場所に自分がいる。
足の速さ、体格、反射神経なんてそう大きくは変わらない。
ポジショニングで、決定力は大きく変わる。
だからこそ、前衛はまだまだみなさん、伸びしろがある。
私はそう考えています。
ロブを恐れるな!
まず、ロブを恐れては何も出来ない。
相手がロブを多用してくる相手、と分かったらポジションを調整すれば良い。
ロブをひたすらに恐れて、ネットに詰められない、自分の後ろばかり気にしてしまうようでは、ダブルスにならない。
スマッシュが苦手な人ほど、恐れてより苦手意識が倍増していく。
まず、相手のロブを恐れない、というスタンスをアナタ自身明確にしましょう。
邪魔するものは、何も無い
テニスは相手と接触する、交錯することは無いスポーツ。
アナタ自身が動こう、と思えばどこへでも動けます。
そこに、言い訳は無用。
動けないなら、アナタ自身の決断力不足、勇気が足りないだけ。
邪魔するものは、何も無い訳ですから。
今回のテーマをしっかり噛みしめて、自分の中でポジションを変えていく決意、を持つことが大事です。
もっと前に!もっとセンターに!
ネットに詰める、あと50cm前に
みなさんのポジション、あと50cmは前に。
もっと前に!と言いたいところですが、この50cmだって勇気が要りますよね。
前衛としてのポジションですから、もっと後衛を信頼して良い。
後ろは任せて、自分はネットに近い位置で触る。
ネットに近い、ということは相手との距離も近いということ。
この50cmが、どれだけ相手にとって嫌か、プレッシャーになるか。
やってみると、手に取るように分かって来ると思いますよ。
もっとセンターに!
センターに寄る、というよりも、センターで待つ。
硬式テニスでは、ありがたいことにセンターにストラップという帯が縦に入っているので、目印として最適。
あの場所、に少しでも近づいて、クロスラリーを横取りしていくイメージが大事です。
センターにポジションを移しておけば、嫌でも触れるようになります。
このポジション、を雁行陣でもしっかり出来ると前衛として一皮むける。
ぜひ、女子ダブルスのみなさんもセンター寄りに立つこと、前衛の基本として意識してみて下さい。
攻撃だけじゃない、守備でも大事な意識
センターに寄っておく、ことは攻撃だけに必要な要素じゃない。
実は相手が打って来る守備の場面、でも大事なポジションになります。
コートの端に立って2人の間が空いているダブルスは、守備力が低い。
前衛がセンターに寄って、しっかりとTマーク付近を守っているようなペアは、相手も攻め辛いですから。
前衛としてのポジションを、よりセンターに寄せていく。
これでいきましょう!
お勧めの練習法
まずは守備のポジションから
それでも、いきなり前に詰めてセンターに寄って、ポーチは難しい・・・という方に。
練習試合、ゲーム形式の中で、「守備の時」にはしっかりとセンター寄りに立つように意識してみましょう。
味方の後衛が打つ瞬間に、しっかりとセンター寄りに立って守る。
この意識を身に付けるだけで、かなり試合では守備力が上がりますよ。
サービスゲームのポジション、から変えていく
次に、味方のパートナーがサーブを打つ瞬間のポジション。
これをしっかり、変えていきましょう。
前に詰める、そしてセンターに寄る。
相手のリターンを、必ず自分が触るくらいの意識で練習試合からチャレンジしていきましょう。
味方のサーブの時、のポジションからまずは変えていく。
練習から、この意識が大事です。
1対1、2組のボレーボレーからの特殊練習
前衛が後衛のボールを奪う、という意味での特殊練習をご紹介します。
まず、ストレートで1対1のボレーボレーを縦半面、で行います。
そして、片方のペアが途切れたら、そこから2対2のボレーボレーになる。
1対1の状況から、いきなり2対2のラリーになるので、「横取り」がしやすいんですよね。
それに、良い意味での「厚かましさ」が身に付く練習になるはず。
盛り上がる練習ですので、ぜひチームや仲間でやってみて下さい。
前衛のポジションを変えれば、相手がどう変化するのか。
これを観察していくと、試合勘が養われていきます。
前に詰めたり、センターに寄ってばかりだと、当然ストレートにも打たれる。
それこそ、前衛として存在感を増した、強くなったと言える瞬間でしょう。
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