テニス 練習

ボレー

ネットプレイヤー対策の「9点狙い」出来ますか?

相手がネットに出てくる、または前衛に立っている。

そんな相手に、どこを狙っていくのか。

抜こうと思わずに、触らせると考えると攻撃も楽になる。

普段の練習から、狙いを9点、ハッキリさせて攻撃していく。

これが出来るようになると、相手が前に出て来ても全く怖く無いでしょう。

 

ネットプレイヤー対策の「9点狙い」出来ますか?

 


 

1.相手のどこを狙う?

何となく、ボレーの相手に返す。

練習でも、こんな感じじゃないでしょうか?

ボレー対ボレー、ボレー対ストローク、のラリー練習の時に、相手のどこを狙うのか。

ハッキリと意識出来ている人は、すごく少ないと思います。

今回は、狙いを9点、と考えます。

相手が立っている、その立っている身体の中でどこを狙うのかを決める。

狙いは9か所ある、ことをまずは認識しておきましょう。

 

2.狙いとなる9点とは?

狙いを定める9点は、以下の通りです。

 

・フォアハンドローボレー

・フォアハンドミドルボレー

・フォアハンドハイボレー

・正面の足下

・真正面

・正面の顔付近

・バックハンドローボレー

・バックハンドミドルボレー

・バックハンドハイボレー

 

この9か所、を狙う意識が大事です。

相手がネットプレー、の時に狙う場所をしっかり定める。

9か所に的があると思って、自分でコントロールして打てるかどうか。

普段のラリー練習から、意識しておきましょう。

 

3.理想は「どこでも狙える」状態

相手がネットに出ていても、こちらのやることは変わりません。

早い準備、テイクバックで、しっかりボールを引き付けて打つ。

理想としては、ギリギリまでこの9か所どこでも狙える、ような構えにしておくことですね。

沈めることも出来るし、正面も突ける、少し上を狙ってラケットを弾くことも出来る。

理想かも知れませんが、狙わないと上手く打てるようにはならないですよ。

実戦の場でも、この狙う力が大事になりますから。

 

4.スピン、スライス両方で狙えるように

上級者の方は、回転別でも狙えるようにしましょう。

ローボレーをフォア、バック、正面、スライスでもスピンでも打てるようになる。

これが出来ると、相手を泳がせることが出来ますからね。

ラリーしながら、「今のは上手くいった」というボールを増やせるかどうか。

何となくラリーしていても、それが精度の高いショットなのかどうか、は意識しないとダメ。

試合では、ちょっとのズレでナイスショット、ミスショット、に分かれますからね。

 

相手ネットプレイヤーのどこを狙うのか。

これを自分の中で、ハッキリさせておく。

抜こうと思うのではなく、触らせて次で仕留める、感覚ですね。

細かいですが9か所、しっかり狙っていきましょう。

ピックアップ記事

  1. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適
  2. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  3. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  4. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  5. 急な怪我でも安心!準備しておきたい応急処置グッズ5つ

関連記事

  1. テニス ボレー

    ボレー

    テニス選手にも必要な柔軟性は、ローボレーのような球際にこそ活かされる

    テニスに柔軟性は、必要か?というご質問を、たまに頂きます。…

  2. テニス 戦術

    ボレー

    ファーストボレーを叩かれる人は、どう対策すれば良い?

    サーブ&ボレー、でのファーストボレー。これをしっかり返すのが、…

  3. ボレー

    バックバンドハイボレーは、「振り幅を小さくする」だけでパワーと安定感の両方がアップ!

    バックハンドボレー、どうしても力は入り辛いですよね。片手でも両…

  4. テニス ボレー

    ボレー

    ダブルスの試合で「2バックの粘るペア」を崩す為に必要なネットプレーの心得え4つ

    学生でも社会人でも、「この相手はサーブが良いな・・・」と感じると、リタ…

  5. テニス ボレー

    ボレー

    「必須グリップチェンジ」の為に、ニュートラルな状態で待つことがテニスの試合では必要!

    俺が初めて試合に出場した高校一年生の5月、その段階では、フォアはフラッ…

  6. テニス ストローク

    ボレー

    ネットプレーを入れようとしたけど、アプローチが甘くなった!その時は・・・?

    試合の中で、ネットに出ようと思ったけど・・・アプローチが浅い!甘くなっ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス サーブ

    メンタル

    粘ってくる相手に、焦ったら負け
  2. フットワーク

    相手からクロスに打たれて、下がってストロークは厳しい
  3. テニス メンタル

    その他

    テニスのモチベーションに波が無い、そんな人は絶対おかしい
  4. テニス 観察

    サーブ

    テニス試合の中でよく聞く言葉、「ダブルフォルトを活かしていこう!」って、口だけに…
  5. テニス ダブルス

    ボレー

    ダブルスの試合ここ一番で、「ポーチをしっかり決め切る」には、ラケットヘッドを立て…
PAGE TOP