テニス メンタル

メンタル

大事な試合の前日に寝れなくなる人は、ただ「整理不足」なだけ

大事な試合前に、眠れない。

このままだとやばい・・・と思うと、余計に眠れなくて焦りが募る。

気が付けば明るく陽が差してきて、もう寝ることを諦めて・・・試合会場でグッタリ。

そんな経験、きっと皆さんも身に覚えがあるはずです。

緊張するのは、勝ちたいと思う証拠。

だからこそ、前日にどうやって安眠を手に入れるのかは、これも準備しておくべき問題でしょう。

 

大事な試合の前日に寝れなくなる人は、ただ「整理不足」なだけ

 

1.悩んで眠れないのは、整理出来ていないから

「明日は大事な試合・・・サーブが入らなかったらどうしよう」

「いや、サーブもだけど最近リターンも調子が悪いしな・・・」

「そもそも、どんな作戦でいくのか、全然イメージがつかない・・・」

こんなことを考えながら、試合前日に眠れなくなる方、多いんじゃないでしょうか。

私からすると、それだけ負けたく無い、勝ちたいという気持ちが強いということで、すごく良いこと!だと思いますよ。

あとはどう、整理するかだけです。

 

2.横になる前に、紙とペンで書き出してみる

私はどうにも緊張する、モヤモヤしたときには、とにかく書く。

いらない紙にでも何でも良いので、試合でやりたいこと、やるべきこと、自分が出来ること・・・。

とにかく不安なことでも何でも、書いて自分の外に出すようなイメージ。

横になる前に、書き出してみてください。

ポイントは、「上手く整理しよう」と思わないこと。

何の文脈も無い、ただ単語を書き出すだけ、でも良いんです。

そして出て来たワードを、つなげてみると・・・きっと整理出来てくると思いますよ。

 

3.単語と単語、をつなげてみよう!

例えば、「サーブ」という言葉と「不安」という言葉をつなげてみる。

つまり、自分のサーブが入るのが不安なんだなと、客観的に自分を俯瞰してみる。

そこに、「最近、バックハンドは安定しているかも」という自分の言葉があれば・・・それもつなげてみましょう。

私なら、こう考えます。

「サーブは不安だし、入れるので精一杯。でもバックハンドは安定してるから、相手リターンのバック狙いには耐えられるだろう」と。

甘いサーブでも、何とかなりそうだ!というイメージになりますよね。

ちょっと、無理やり感は否めないですが・・・。

不安な言葉だけに目がいきがちですが、それを上手くフォローする言葉もきっと見つかるはず。

漠然と頭の中だけで考えているよりも、言葉にして可視化する。

そうすると、つなげたくなるキーワード、言葉がきっとアナタにも見つかるはずです!

 

4.「練習してきた事実」は、必ず書き出す

自分に自信が無い、という人も、「こういう練習をしてきた」ということは書けるはず。

それをしっかり言葉で書いて、その練習を活かすような作戦、を考えてみることは有効な整理方法になるはずです。

出来るだけ、試合を練習に近い形にもっていきたい。

ボレーをたくさん練習したなら、ベースラインで打ち合うよりも前で触りたい、その為にはサーブ&ボレーも良いし、リターンダッシュも有効。

練習してきた事実は、言葉にして書き出してみると不思議と自信になってパワーを与えてくれる。

それはれっきとした事実、ですからね。

 

5.グチャグチャに書いたメモでも、試合に持って行こう!

きっと、整理したメモはそのまま、試合でアナタの良きパートナーになってくれるはず。

汗でビショビショになるともったいないですから、クリアファイルのようなものに入れて防水対策をして持って行きましょう!

チェンジコートのときに、ちょっと見直してみる。

前日整理した内容って、試合で火照った頭を冷静に冷やしてくれる。

前日眠れないときも、「まぁ、困ったらあのメモを見れば良いじゃないか」という感じで、楽になれますしね。

思った以上に、アナタを助けてくれると思いますよ。

 

寝る前に5分、机に向かうだけ。

これだけで、きっとその後の睡眠だけじゃなく次の日の本番の試合も、結果は大きく変わります。

習慣付いてくると、もうメモを書いている段階で「寝る準備」が出来ているような感覚になる。

試合前の緊張を抑えて、リラックス出来るはず。

緊張で眠れないで悩んでいる方は・・・ぜひ、試してみてくださいね。

ピックアップ記事

  1. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える
  2. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!
  3. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  4. 会社にも持っていける、社会人にオススメのラケットバッグ
  5. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと

関連記事

  1. 戦術

    メンタル

    フワッと試合に入る人、が多過ぎるのが草トー大会

    私が見ていて、感じること。試合会場で、当然勝負の世界なのですが…

  2. テニス リターン

    メンタル

    「勝てそうで勝てない試合」を無くしていくのに、必要な準備4つ

    あと少しで勝てそうなのに、追いつかれてまくられる。マッチポイン…

  3. テニス リターン

    メンタル

    「0-40からは、粘っても仕方ない・・・」だと、ずっと鴨と思われて終わる

    テニスは、ゲームやセットを取らないと意味が無い。確かに、そうで…

  4. メンタル

    メンタルが強い人は、〇〇を持っているだけ

    試合で崩れない人、メンタルが強そうに見える人。相手にすると、…

  5. テニス 環境
  6. テニス スマッシュ

    メンタル

    試合で使えるメンタルの強さを身に付けるなら、眼光鋭く相手を睨む癖を付けよう

    「メンタルが弱くて、試合で負けている」この意識がある人は、もっ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ダブルス

    「ダブルスボレーの仕事」を把握すれば、テニスのダブルスの試合は勝てるようになる!…
  2. 戦術

    先を読むのは難しくない、行動することが難しい
  3. テニス 戦術

    シングルス

    シングルスの試合でミスが早い人は、オープンコートを意識し過ぎかも
  4. テニス ストローク

    ストローク

    浅いボールの処理は、スライスで変幻自在にコントロール
  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの試合で「相手サーバーがダブルフォルトが多い」ときには、ストレートの前衛…
PAGE TOP