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相手の打つコースに先回り、カウンターショット・・・。
皆さん、こういうのが得意な選手って嫌、じゃないですか?
「でも自分は、足が遅いから・・・」なんてことは、全く関係無いこと。
そもそも、テニスというスポーツをもっと客観的に見ていく必要があるでしょう。
〇〇が出来るようになれれば、テニスは各段に上のレベルにいける
1.どこかで、テニスは「相手が打ってから自分が動く」競技だと思ってない?
もしもアナタが50mを5秒台で走る足、を持っていても、テニスでは厳しい。
ボールより速く動ける選手なんて、この世には存在しません。
でも、テニスコートは残酷なくらい広い・・・のに、アナタ自身、「相手が打つのを、待ってる」自分がいることに気付きませんか?
テニスでは、フライングという反則は無い。
相手が打つ前に動いても、反則は取られない。
当たり前ですが、この意識改革から全ては始まります。
2.「失敗しても良い」と思えるかどうか
予測して先回り、の場面は色々あると思います。
相手が攻撃しようとして、どうしようもないピンチで山を張る、という場面もありますよね。
ここで大事なのは、思い切って山を張って動く、ということなんです。
「外れたらどうしよう」と思っていると、いつまで経っても動けないから攻撃する相手も楽。
サッカーのPK、のキーパーのような動きがテニスでも必要なときはあります。
プロ選手の試合を観ていても、結構山を張って動く選手、いますよね。
別にこれは、プロ選手だから出来るフットワークでも技術でもない。
相手が打つ前に動いたって良い。
なぜならテニスのショットは、打つ直前に変更出来る・・・とは限らないからです。
3.選手によって、「コース変更が可能なタイミング」は異なる
例えば、ストロークが得意な錦織選手は、すごくギリギリまで待てる。
回り込んだフォアハンドなんて、しっかり肩が入って本当にコースが読めない。
でも、この「コースを決定出来るタイミング」は人によって異なる。
意外と、私たちの周りや学生の皆さんの中には、早く決めてその後は変更出来ない、とう方も多いと思いますよ。
だったら、相手が打つ前に動いても良い。
変更は出来ない、と思って動いてみたら、意外とバッチリ読みが当たるかも知れない。
相手のチャンス、でこういう守備が出来るようになると、テニスは本当に試合に強くなると思います!
相手の打球に先回り、必要なのは足の速さじゃない。
洞察力と決断力、ですね。
それからしっかり、予測が当たったら自分から反撃する、攻撃する意識も大事です。
現代風のカウンターパンチャー、一緒に目指してみませんか?
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