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今週は大阪で仕事があった。
高校の授業の中で講義をするのだ。
講義のテーマは「公立高校テニス部からプロになる方法」である。
「プロになる方法」テニスの世界で真剣に考えている高校生へ
「こうやったらプロになれるよ」と断言するつもりはない。
俺と同じやり方をしても俺と同じ道を辿れるかは、分からないからね。
でも俺が高校でテニスを始めて、全日本ランキングで100位以内に入ってプロの資格を取得するまでに、何がキーポイントとなったかは話して聞かせてあげられる。
それは何かと言うと・・・・ま、色んな事がありました。
一つ一つ書き出すととても長くなるので、そういったことはこのコラムの中でもちょっとずつ書いていくけど、全てに共通している事は、「出会い」である
何か新しい事を始めるにしても、誰かの協力が必要だったし、新しい世界に飛び込んで、その世界でもがきながら何かを掴んでいく時も、誰かの存在が重要だった。
目的は「テニス」ということなんだけど、人と出会って、その人から何かを得て、また新しい世界に飛び出して行くということは、テニスのプレーとはまた違ったパワーになるのだ。
「俺はそこまでテニスの才能がないから・・・」と言う高校生によく出会う。
才能が無いから、結果が出ないから、そこまで活動的になる価値がない・・・ということなんだろう。
でもそれは違う。
才能が無いから活動的になる意味が無い・・・ではなくて、活動的になるから、才能が伸びるのだ
とにかく色んな人に会って、自分の夢を語って、そしてその出会った人からまた新たな世界を提供してもらって
そしてその世界へ飛びこんでいく・・・・。
そういうことを繰り返すことが出来るようになると、夢を実現させることが可能になってくるのだ。
頑張れ、みんな!!
どんどん自分の世界を拡げて行こうぜ。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ