その他

「技術が足りない」という発想は、いかにも日本人らしい

目次

「テニスが上手くはない、出来ない」

と、多くの人が思っていることでしょう。

試合に出ている人でも、自分の技術を信頼出来る人ってすごく少ない。

もちろん、おごり高ぶるのは問題ですが、「出来ない自分」の仮面をかぶっているのはもう卒業しましょう。

みなさんが思っている以上に、私はみなさんは上手い、技術はあると思いますよ。

 

「技術が足りない」という発想は、いかにも日本人らしい

 


 

1.英語とテニスは、近い

「英語を話せますか?」と聞けば、ほとんどの人は「話せない」と答えます。

「簡単な会話くらいなら・・・」という方、がほとんどじゃないでしょうか。

単語もいっぱい知っていて、日常生活の中でも英語に触れる機会は多い。

文章を読んでも、何となく意味は分かるじゃないですか。

でも、自分には力は無い、出来ないの基本スタンスは変えない。

これって、テニスにすごく近いと私は思います。

出来ない、と言っている方が楽なんですよね。

 

2.「出来る」と言えば、出来るようになる

私が毎回書いている、前衛の動きやボレーだってそうです。

出来る、と言えば出来るようになる。

出来ない、と言えば出来ないまま。

技術の差って、ほとんど無いですよ。

それに、間違いなく出来るはずなんです、ボレーのような技術はポジショニング次第ですから。

出来ない、と思っているから足が出ない、そもそも試合で使わない。

技術が足りない、と思っているから積極性が出ない。

こういう発想は、もったいないだけ。

試合の中では、損するだけだと思いますよ。

 

3.テニスはそもそもゲーム、ですから

出来ることだけやっているなんて、つまらない。

カードゲームだって、ここぞという時には逆転を狙う、大きな役を狙うじゃないですか。

ゲームなら出来るのに、テニスなら出来ない。

これは、不思議な話。

身体を動かして出来ない、というのは恥ずかしいという気持ちがどこかにあるのかも知れないですね。

いかにも日本人らしい発想ですが、試合ではそうも言ってられない。

恥ずかしいこともたくさん相手に見せて、さらけ出して、泥臭く勝っていかないといけない訳ですから。

普段の練習から、出来ないことや難しいことに自然と取り組めるように。

技術の問題じゃない、スタンスの問題だということを覚えておいて下さい。

 

4.言葉がテニスを作り、試合で強さを生む

試合で勝てる人って、強気ですよね。

普段の生活での言葉から、出来る、というキーワードが入っている。

これ、ハッタリでも良いんです、何度も書いて来ましたが。

出来ると言って出来ない、それでも良いじゃないですか。

出来ないと言って出来ない、よりも100倍上達の芽がそこにはある。

日本人らしい謙虚さは、テニスでは時に足かせになってしまう。

英語と同じように、ペラペラにならないと出来ると言えないなんて、もったいないですよ。

みなさんはもう出来る、技術はある。

そのベースのマインドを、ぜひ意識して持ち続けて下さい。

 

「そんなこと言われても、急に自信は持てない」と、思いますよね。

それで良いんです。

こんな内容の記事はこれから何度も書いていくので、毎回読んで、少しずつ変えていって頂ければ大丈夫。

テニスを通じて、自分を変身させていく。

その力を養っていくと考えて、お付き合い頂ければと思います。

ピックアップ記事

  1. 汗でグリップが滑りやすい人は、「Prince Grip Plus」がオススメ
  2. 12/24(火) 涌井コーチ 女子シングルス レッスン&ゲーム会 in …
  3. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった
  4. 10/31(木) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in世田谷…
  5. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品

関連記事

  1. テニス メンタル

    その他

    自分にとって「慣れて得意になった」と思っている技術ほど、実は改良の余地があるのがテニスです

    テニスというのは不思議なスポーツ。最初は難しいと思っていたこと…

  2. テニス メンタル

    その他

    ポケモンGOの大流行を観て感じる、テニス選手としての考え方について

    皆さんの中でも、「ポケモンGO」始めてみた方多いと思います。街…

  3. テニス 予測

    その他

    「相手の打つコースが読めない…」と悩む人は、消去法を使うとテニスの試合での決断力が高まります!

    相手が打つコースを予測して動く。どんなスポーツにも必要なこのス…

  4. テニス メンタル

    その他

    「強い選手だけが特別扱い」される部活やサークルは、その選手も弱くなっていく

    皆さんの周りでも強いチーム、強い学校、サークル、いくつかありますよね。…

  5. テニス アクセス

    その他

    2017年2月 アクセスが多かった記事ランキング TOP10

    いつもサイトをご覧頂き、ありがとう御座います。今年も、気が付け…

  6. テニス メンタル

    その他

    テニスの試合で勝てる選手は、「上手くいっているうちから作戦を変える」勇気を持って実行している

    スポーツの試合には、「作戦勝ち」という言葉があるように、事前の準備は大…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス知識

    これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  2. テニス 練習

    その他

    テニス部の新1年生に、「しっかり基本からテニスを教えたい」先輩なら意識したい基本…
  3. テニス メンタル

    戦術

    自分というテニス選手を、「監督と選手」に分けて考えてみよう
  4. スマッシュ

    強いスマッシュを打ちたければ、腕を振ってはいけない
  5. テニス 不安

    戦術

    試合に勝てる選手になるのに必要な一つ前の段階、それは「負けにくい選手」になること…
PAGE TOP