戦術

テニスの試合で意外と多い、「ノーアドバンテージ形式」での必勝法、を考えてみた

目次

ノーアドバンテージ形式、とは、通常のゲームカウントでデュース、になる場面を40-40のカウントとし、一本勝負の形でゲームの取得を決める。

草トーナメント形式での導入も多いですし、試合進行が雨で押している際には、急にこの形式に変更になることもあります。

要は、40-40からの1ポイントが大事。

な訳ですが、皆さんこのノーアド形式での対策は、どうでしょう?

苦手にしていると・・・40-40から全部取られて、あっという間に負けてしまいますよ。

 

テニスの試合で意外と多い、「ノーアドバンテージ形式」での必勝法、を考えてみた

 


 

■自分たちから、なるべく早く「40」のカウントに乗せることが大事

結論から言えば、自分たちからなるべく早く40のカウントに乗せること。

サーブ側であれば40-30、リターン側であれば30-40、のカウントになるように、意識する。

「それが出来ないから、難しいんじゃないか・・・」と言っている方、そう悲観的にならないで下さい。

しっかり意識している、していないで試合では大きな差になっていきます。

 

■ノーアド形式の試合こそ、ゲームの序盤が勝負!

ゲームの最初の2ポイント、の重要性は書いてきましたが、ノーアド形式のときこそまさに重要!

競ったゲームはどちらに転ぶか分からない、特に実力が下の選手にとっては大きなチャンスなんです。

実力が上の選手からすると、ノーアド形式は怖い。

とにかく各ゲーム序盤から集中して入っていく。

のらりくらりで、普段はデュースで獲れているようなゲームを、獲れなくなる覚悟は持っておきましょう。

 

■40-40になるべくしない、させない

実際に、40-40になってしまうとどちらに転ぶか分からない。

なるべく、40-40のカウントにはもっていかないように、アナタ自身工夫していきましょう。

30-30のカウントでは、次のポイントが本当に大事。

でももし、40-40になってしまったら・・・そのときは、冷静に相手の性格を考えてみましょう。

プレースタイル、一番確率が高そうな相手の作戦をケアする、そのうえで引いてくる相手には、積極的に勝負に出る。

実際の試合では準備、それから40-40になったときのイメージを固めておきましょう。

 

ノーアド形式は、本当に怖い。

ですが、実際に試合に強い選手はこの形式でも勝ち上がる。

40に早く乗せてしまえば、追いつかれて40-40になった際にも、相手の方が消耗している訳ですからね。

スコアメイクも、テニスの実力のうち。

しっかり進めていけるように、ノーアド形式必勝法をアナタの中で確率させていきましょう!

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